老母の2ヵ月半に及ぶ左腕のギプスも取れたし、昨日は、妹のことも気になるので上京してきました。相変わらずの状況で、気が滅入るので小平市の平櫛田中彫刻美術館にも行ってきました。近くに住まいされているブログ友のtonaさまを誘って・・・ここは、前から行きたかったところです。
平櫛田中は、107歳まで現役の彫刻家。旧宅の隣に記念館があります。98歳で新築され、107歳まで10年間住まわれていました。まだ先の予定があったらしく、庭に樹齢500年のクスの木が具えてあります。それで、横山大観像や武原はん像を作る予定だったそうです。その気概にも驚きました。彫刻作品はさすがにどれも完璧。もうお若いときから完成されていたような・・・会ったこともない聖徳太子や芭蕉像、良寛像にも目を見張りました。
邸宅には茶室もあり、茶人でもあったことがうかがえます。彫刻作品のほかに書の作品もあります。中国銅器のコレクションも少し。でも、建物以外は撮影禁止。
とにかく昨日の東京は暑くて閉口したのですが、つきあって下さったtonaさまに感謝。彼女もアクティブで午前中はお出かけでした。暑すぎて富士山もかすんでいましたが、新幹線の窓から撮りました。(上の写真)
昨日の午前10時、東京駅のホームに降りた瞬間、名古屋駅より5度は高いと体感。今朝は昨日の東京と比較すると涼しいです。やはり、昨日の東京は異常な暑さでした。聞くと、その前日までは涼しかったと言うので、昨日だけの現象なのでしょう。
春にはボタンが咲く庭
水のたまっている庭石
茶室
彫る予定だったクスの木
夫の旅先からのみやげ 韮山反射炉に老人会旅行で
いただきものの京都のお菓子