日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

1学期が終る

2017年07月11日 | 陶芸

 家事都合や体調不良、台風で中止などあり久しぶりの陶芸教室で1学期最終日、学校でいえば通知表が渡される日で明日からは夏休みとなる。通知表は出ないが成績のほどはめいめいの胸の内にあり。教室のある「ふれパク」は夏季の期間は児童生徒らの合宿や各種行事が連日あり、我々高齢者集団はお休みになる。体力的にはありがたいことだ。

 教室の楽しみの一つに昼食がある。施設のご理解ご協力を得て今回から配送弁当となった。どんな弁当になるか、楽しみにふたを開ける。「こりゃあええ」と全員が満足、暖かいごはんとふりかけ、7種類で10数品の副食は綺麗に盛り付けられている。山の上までの配送と容器回収を思えばまんぞくの弁当、好評に幹事さんもほっとされた。

 食堂からの眺める瀬戸内海は久しぶりの青空が顔をだし、白い雲が浮かんでいる。遠く四国の山もかすかに見えるなど好天気。眼下の島並を見下ろしながら、1週間もすっきりしない北九州地方の天候と災害への気遣いに話が進む。

 陶芸指導員から、先日、新聞掲載された私の投稿を読んだという人から「陶芸を始めたいが」という相談電話があり、施設利用者が増えた、とささやかれた。掲載された投稿が拡大コピーされ貼ってある。年は重ねているが何かくすぐったい気持ちもしたが、投稿の効果にも驚く気持ちいい日となった。
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寄り添いて

2017年07月10日 | 地域

 レンコン(蓮根)、ハス(蓮)など思い思いの呼び方がされる。岩国は蓮根の産地としてその名が通る一つ。ほくほくとして糸を引く粘っこい品質で味は申し分なく、他の産地に比べて穴も一つ多くお見通しの良いご当地品、しかし、農家の高齢化や後継者など、難しい問題があると報道される。1700年の終わりころ、村本三五郎が始めた蓮根作り、続いて欲しい。

 今、ハスの大きな葉の間からハスの花が顔をのぞかせる。白色が多く咲いているが桃色もちらほら色合いを添えている。ひと月もするとこれらの花はお盆用品として出荷される。お釈迦様の台座はハス、ゆえに尊い花なのだろう。掘り方は地域独特の方法らしいが、学童らが泥まみれになりながら実習体験する姿は微笑ましい。

 花の咲き始め。これから開こうと思いながらもちょっと恥ずかしいのか首を傾けた一輪。傍の葉も大きく広がる寸前を戸惑うようなしぐさで丸まっている。そんな花と葉がどちらからともなく寄り添い、初めての世界に出発する前の緊張を和らげようとしている。レンズを通してそんな感じがした。

 よく通る道沿いの余り広くはないハス田は年々その数が減り、宅地ならいい方で雑草雑木が茂る荒れ地となっていく。始めに書いた周囲の環境の変化を何とかしないと名産品が消えないかと心配する。交付金だけを頼りにする策でなく、歴史ある地場品を育成強化してこそ足腰の強い街になる。国だけに寄り添わず、住民にも寄り添う策を願いたい。
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益虫ですが駆除

2017年07月09日 | 生活・ニュース

 およそひと月ほど前、外来種の「ヒアリ」が神戸の港で発見された。人の気持ちを「ヒヤリ」とさせるほど怖い蟻で、刺されると死に至ることがあるという。海外では多くの人命が失われたと怖い報道が続く。人命をも奪うということからか殺人蟻とか火蟻とか表現した報道もある。あらゆる方法を持ちいて水際で必ず防いでほしい。

 市内にある米軍基地の境界外で「セアカゴケグモ」が発見されて何年にもなる。駆除は行われている様子だが定期的に報告される数値はゼロになっていない。これも外来種で咬まれると針で刺された痛みを感じる。赤く腫れ痛みが全身に広がり、悪化すると多量の汗をかき悪寒や吐き気を伴うという。刺されたところをよく洗い、病院へ急行せよという指導がある。また、発見したら市役所や保健所に連絡する。

 それほど怖いとは思っていないが、夏になると人目のつきにくいところに巣を作るアシナガバチが飛び始めた。黒と黄褐色の縞が特徴なので分かりやすい。毎年、彼らの巣を見つけると駆除している。今年の駆除1号はエアコン室外機の屋根裏だった。偶然だが、2匹の蜂が入るところを見て、もしやと思い確認し、除去した。ここは初めての場所になる。

 手に取ったり並べて観察したことはないが、蜂と蟻、身体の大小の違いはあるが体形はよく似ているように思う。刺すという行為は身を守ることだろうが、人には近づかないことだ。蜂の巣の六角形は科学的にその強度が証明出来る素晴らしい家づくりという。アシナガバチは蛾や蝶の幼虫を駆除する益虫という。さて六角形の巣、除去をどうしたものかと悩ませる。
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カープ女子

2017年07月08日 | 生活・ニュース

 今朝の購読紙スポーツ面見出し。「新井 ミラクル弾 代打3ラン 九回5点差逆転」。ほかにも中見出し小見出しとカープ地元紙ならではの扱い。それもそのはず9回表に5点差を逆転しての勝利、真っ赤な神宮球場の興奮を文字に代えて伝える重要な役目を担っている。しかし「逆転のカープに甘えるな」と諭す記事もある。最近5試合続けて先制点を献上していること、緩慢な守備などにはお灸をすえる。

 交流戦が終了し後半戦が始まったときカープフアンの知人が後半戦に向けて次のように分析した。諸データから80勝するにはほぼ1勝1敗でいいとし、続けて「今のカープには、力と勢いがあるばかりでなく、何よりもチーム内で熾烈な競争があるにもかかわらず、チームワークといおうか、お互いの人間関係の良さがうかがわれる。トレードで入ってきた強打者を前面に出す戦力ではなく、3軍や2軍で自前で育てた生え抜きが活躍しているからかもしれない」、強さの分析をこう書いてある。人間関係の良さはほかの記事でも読んでいるが、政治の世界にも展開して欲しい。

 昔、新入社員として同じ職場に配属となった地元出身の女子社員、結婚して今は東京に住む。昨夜のカープ対ヤクルトを観戦した。「父も兄もカープファン、そして私もやはりそうなってるらしい」と書き出し最後をこう締めている。「5点差の最終回、カープフアンは諦めない、そしてどんどん点がはいって応援は最高潮、興奮のるつぼ、大逆転で勝利、ヤクルトフアンの方許して」、FBには動画4本を含む6枚のスナップを載せている。声が少々枯れたという。

 カープ女子、このネーミングはカープガールズと呼ばれる女性フアンについて、「NHKのニュースウオッチ」が紹介したのが契機という。どこの社の映像を見ても赤着用のフアンで埋まっている。前記の動画にも真っ赤なスタンドが何度も映る。ひいきが勝つということは体調も良くしてくれる。さて今夜は、先制点を与えず、緩慢な守備の無い試合を期待する。
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てるてる坊主の力

2017年07月07日 | 生活・ニュース

 明日は「遠足だから、運動会だから、友達の家に遊びに行く日だから」などと絶対晴れてほしい気持ちをかなえてと作ったのは「てるてる坊主」。こうした、天気を晴れにするおまじないの歴史はいつからだろう。最近は「てるてる坊主の効果はあるのか」と科学的証明を求める子どもがいて困ったとは保母さんの話し。

 我家には数個のてるてる坊主が部屋飾りになっている。孫が園児のころ帰省して作ったものでティッシュペーパーと輪ゴムを使った簡単なものだが、孫にすれば一生懸命だっただろう。晴れるを願ったわけは記憶していないが、てるてる坊主の年齢はかれこれ十数歳になる。白い紙色はあまり色変わりしていない。雨よ遠のけと手に持つとクルクルと動く、何年ぶりだろう。 

 今日は七夕、天の川の両岸にある牽牛星と織姫星画1年に1度相会するという日。二つ星を地球上から見られるようてるてる坊主を作って待っている人があるかもしれない。しかし、九州の大雨による被害をこうむられた方々は、被害状況の把握が進む中で空を見上げるなど余裕はない。明日も雲行きは怪しい予報、空を見上げられる日の早く来ることを願っている。

 童謡「てるてる坊主」、あした晴れたら1番では「金の鈴あげる」、2番では「あまいお酒をたんとあげる」と歌いながら3番で晴れなかったら「そなたの首をチョンと切る」と衝撃的である。童謡にしてはいささか怖すぎる気もするが、隠された本当の教えがあるのかもしれない。てるてる坊主の効き目があったのか午後から日差しが注ぐ。蒸し暑いなど贅沢を言ってはおれない。
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大気の状態が変

2017年07月06日 | 自然 季節

 大雨に関する特別警報、線状降水帯のTV画面の文字に一昨年の広島の大洪水を思い起こし、被害の少ないことを祈った。しかし、自然は何に怒るのか、島根県西部から広島県北部に月単位の降水量を瞬く間に降り注いだ。続けて九州北部九州で1日に500㍉を越える雨量を記録した。人的被害をはじめ、河川の氾濫に決壊、田畑の冠水流失など被害の把握はこれから。濁流渦巻く映像見ながら祈るしかない。

 「雨の合間にしなければ」と道沿いの除草する人らと立ち話をしているうちに線状降水帯の話しになった。岐阜県に嫁いだ娘の家が水没の被害に遭った。後片付けに行き現場に立った時、震えて動けなかった、とその恐怖は今も覚えている、仕事中の一人が話す。山陰や九州のニュース映像が脳裏に残っており、強力な水の力を知る。

 そんな立ち話している頭上の「ハゼの木」の葉が少し色づいている。作業中の一人が「ちょっと早すぎるのう」と除草機の手を休めて話に仲間入り。ハゼに負けるとかゆくなるので子どものころ「親にゃ負けてもハゼの木にゃ負けん」と呪文を唱えながらハゼは避けて通った。呪文のおかげか、ハゼかぶれの経験はないが、葉が緑から赤に変わるのは秋のはずだが。

 梅雨末期の大雨。停滞した梅雨前線に南からの温かく湿った空気の一団や風が前線を刺激して起こる。最近は長い梅雨の晴れ間、そして降れば大雨、何か自然が変わってきた。ハゼの木もそんな一端だろうか。除草作業中の一人が「50年前にはこんな梅雨はなかった。50年先はどうだろう」誰も答えは出なかった。県内は夜半から大雨の予報が出た。
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突然への対応

2017年07月05日 | 生活・ニュース

 一自治体の選挙なのに在京キー局から流れると全国区かと迷いそうなほど情報があふれる。ついつい顔と名前もぼんやりだが記憶してしまう。「20台後半は最悪の結果として予想はしたが、その前半という結果には驚いた」、これは東京都議選での自民党大敗を受けてあるコメンテーターの話し。首都での選挙、ストンと落ちてこない政府答弁に都民の判断が下された。議会の顔役といわれるベテランが多く去っていく、まさに晴天の霹靂だろう。

 こんな大事件でなくても日々の生活にも突然何かが訪れることがある。昨日、今年初の台風3号が九州上陸、これは突然でなく予報として早くから出ていた。今年初めての台風が長崎市へ上陸。そのころ世話役から突然「今日の陶芸教室は台風のため中止」の連絡。全員へ突然の電話をかける。LINEがあれば一発でクリアー出来るのだろうが。

 台風の進路予報や勢力から台風への心配はしていが中止は突然のこと。、代表曰く「台風を心配して今朝になって欠席が相次ぐ」ことが中止の要因らしい。外は雨、中止になればなったで滞っている頼まれや仕掛のあれこれに時間が割けて助かる。突然の投稿掲載への対応も遅れずにできた。

 この突然に困ったのは家内。昼食は陶芸教室で出前弁当なので家での昼食準備はしていない。こういう時に大昔のことを思い出す。夏のある日、昼食時に突然、複数人の来客があった。冷蔵庫など無い時代、たくわてある食料はない。子ども心に心配したが、母はソーメンを茹で、家の裏を流れる清水で冷やし南天の緑の葉をのせ、賄いとした。白と緑のコントラストは印象に残っている。今は冷蔵庫になにがしかの買い置きがあり、それを使って昼食と相成った。
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雨に咲く

2017年07月04日 | エッセイサロン
2017年07月04日 毎日新聞「はがき随筆」掲載

 家の前は裏通りの小さな四つ角。三方から来た集団登校の児童らはあいさつしながら合流し表通りへ向かう。
 そんな通りが華やぐのは雨の朝。登校する短い時間だが赤、桃、黄、青などの傘の花。3人が横並びできない狭い通りいっぱいに咲く。その傘花は自由気ままに揺れていて、雨に打たれる紫陽花のようだ。
 私の子供の頃は麻木色の油紙を竹骨に張った番傘。小柄な私には重たかった。また長靴は黒一色たった。
 今は傘も雨靴も色とりどり。若いお母さんが「両方とも子供らにはファッションです」と教えてくれた。
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大山十五世名人の書

2017年07月03日 | 回想

 中学生のプロ棋士・藤井4段のプロ入り公式戦30連勝を日本中が期待と不安とを混在させながら注目していた。結果は30連勝は達成できなかったが、14歳で中学生棋士の素直な人柄と合わせその戦績に拍手を送った。記録はいつか破られる、これまでもその都度言われてきたが、新しいステップへ踏み出して欲しい。

 棋界の話し。先日、大山王将のプロとしての姿を少し書いた。その大山王将直筆の記念品を大切に保存している。一つは扇への書。これを入手したのは、東大の将棋部に所属していた後輩から。入社配属で工場勤務となった彼は工場合理化Gの事務局員も担当した。グループ員の私とは何故かよく議論した。コンサルタントは議論が面白いと止めなかった。彼が本店へ転勤の日「議論はいい思い出になりました。これを受け取ってください」と手渡してくれた品。かなり痛んでいたが今も同じ状態で保存している。
 
 色紙の1枚。工場での講演終了後の休憩時に揮毫されたうちの1枚。「出先なので印を持ち合わせていない」ということで花押はないが目の前でしたためられたうちの1枚。当時の担当課長が記念にと持ち帰らせてくれた。額に入れ、先の扇とともに保管している。藤井4段活躍の報に接し、何年ぶりかに逸品を手にしてその重みを感じた。

 「静思萬考(せいしばんこう)」、「静かに心を落ち着けて、さまざまに考える」意味を表す。これは、受け将棋を得意とした大山王将の将棋感を表すという。焦らず冷静に物事を考える、29連勝までの藤井4段の差し手解説から十将五世名人に似たものを感じた。将棋名人の強さは、定跡だけにとらわれないものであるという。藤井4段、AIを負かす力をそなえて欲しい、竜王戦は逃がしたがこれからの棋界を担う一人としてガンバレ。
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清流に油膜

2017年07月02日 | 社会 政治

 国の名勝・錦帯橋が架かる錦川は清流として知られ、訪れる人も多い。今はアユ釣りの最盛期、釣果は聞いていないが、釣り糸を上流から流れにしたがって下流へ釣り糸を一杯に伸ばす。釣れないと同じことを何度も繰り返す、早く釣って見せてよと言いたいが釣り人には届かない。友釣りの鮎が疲れないのか。

 日ごろは清流と思い込んでいる水面に油膜が広がっている。橋上から見える油膜は自然のものではない人工物に違いない。降雨による増水でどこかに滞っていた汚れが流れ出たのだろう。中州には流れ着いたプラスチック製品や小さな工作物、時にはベビーカーなども見かける。これらは増水とともに流れ、中州に取り残される。こうした廃棄物は河川だけではない。

 地球規模で廃プラスチック類の不法投棄が問題視されている。これは今に始まった問題ではないが、その深刻さが日々増しているということだろう。特に海洋へ流失し微粉砕となったマイクロプラスチックは生態系への心配が大きくなっている。魚に鳥類などの死の原因にもなり、その進行はとどまる兆しはないという。心したい。

 橋上から見える油膜は、本流をそれあまり流れのよくない箇所で止まっている。流量のある時には油膜の一部は海にたどり着いただろう。眼下の油膜は次の増水までここに居続けるだろう。ちょっとした気遣いで防げるはずだ。
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