日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

日本の祭り

2017年09月01日 | 地域

 夜明け前、昨日までより気温も湿度もさがり、ひんやりとする空気が心地よい。子どもらの夏休みは終わり、普段より多めの手荷物で登校する児童らの話声が返ってきて9月(長月)に入った。長月は夜長とか稲刈月の略と言われるが共に当てはまる。いねあがりつき(稲熟月)ともいうそうで、収穫の秋にふさわしい感じがする。

 夏に続き秋祭りの始まりはこれから。祭りと呼ばれる催し、全国の津津浦浦に数知れないほど存在し、その各々に歴史や謂れがある。中でも全国に知られる祭りは多く紹介されるが、そうした祭りを趣味で撮りためた写真展がJR西岩国駅のふれあい交流館で開かれている、題して「日本の祭り」で10日まで。シリーズ初回は「青森ねぶた祭」と「五所川原立佞武多(たちねぶた)」の五十数点。現地採録の太鼓や笛の音がBGMとして流れ、祭りの雰囲気をより醸し出す演出がいい。

 写真は山車やそれを取り囲む威勢のいい祭り風景もあるが、全体を見ると祭りへ参加し楽しむ人の姿が多く撮られているように感じた。それは衣装に化粧、手に持つ笛や太鼓など、大人に子ども、家族に仲間同士など祭りへの憧憬から自然に発露されたもので、これが祭りと楽しむ人々の姿に見ほれる。撮られ慣れているのかどの顔も表情がいい。

 地元では、400年続く盆の路地踊り復活と伝承に関係者の方は苦労されているが、3年目の今夏、若い踊り子の増加にそのご苦労の実りを感じた。今年は広島の写真愛好グループが撮影に大勢参加、どこかで「こぬかの盆」という作品を目にされたらこのこのブログを思い出してもらえれば幸いです。いつか、路地踊りが「日本の祭り」写真展に登場することを待っている。
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