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多くの学校で2学期が始まる。日焼けした子どもたちが宿題を抱え皆な元気で登校して欲しい。
少子化で児童生徒数の減少に伴い学校の統廃合が進み歴史ある学校が廃校になる。小さな集落での学校は単なる学校ではく地域におけるコミニティーの中心でもある。そこに子供たちがある日突然不在になる。
特に中山間地域ではその存在が重要であるだけに、卒業生はもとより地域の人達の寂しさとさらなる過疎への懸念は図りしれない。
こうしたなか、廃校になった小学校は「地域の財産として活用しよう」と、数十年前の卒業生が集まり地域興しの団体が発足し活動されているというニュースがあった。
給食室で地元産のコンニャクイモを昔からの製法で作り、近くの朝市に出品を始めた。「弾力があって美味しい」と上々の評判という。宿泊体験も出来る多目的施設に改修もされ「都市と山間部住民の交流拠点にする」と夢は大きい。
都市部と山間部の交流活動はレジャーの域を出ていない、と世話する人の話を聞いた。先のような活動が軌道に乗り成長したとき、廃校前と同じ校名の校舎に子や孫らが通い始める、そんな願いを込めながら活動にエールを送る。
(写真:ある中学校の跡地を示す石碑)
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