![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/d8/78aa6d487e65aa29f6ef8c5ef4b2952e.jpg)
2009年4月23日 毎日新聞「はがき随筆」掲載
「教えさせてもらう」と大きく朱書きし、余白へ説明の要点をびっしり書き込み、赤線も引いてある。パソコン講師デビューの日の心構えが残っている自作のテキストが見つかった。
朱書きから5年。そのことはすっかり忘れ、講師慣れし「これでいいのかな」と思いながら大きな工夫もなく過ごした。講師をするという緊張感、退屈させない進め方、新しい手法を取り込むなど、眠っていた初心を朱の8文字が覚ましてくれた。
受講者が喜び、そこに新しい手応えを感じるテキスト。初心の心構えに経験を織り込んで見直そう。朱色の鉛筆と一緒に。
(写真:掲載紙面の1部)
律儀で真面目なtatu_no_koさんの面目躍如。感銘しました。
ここんところ、支局長に嫌われっぱなしです。トホホ…
《朱書き》が習字の時の先生の添削を思い出します。
《赤》じゃないのがいい感じ。
252字のうち、改行が3ヶ所で、あとは、ぎっしり。
すごいなあと思いました。
自分独自の素材に助けられた、と思っております。
掲載は歳に関係なく嬉しいものです。
なぜ朱色か、これでひとつ題材が見つかりました。いつか書いてみたいです。
慢性や慣れに気づかせてくれたのは偶然見つけた古いテキストでした。
そうですね、30字くらい削除して、上限ギリギリの字数で送りました。