
新春の行事もとんど祭りと出初式で終わる。昨夜は錦帯橋下流の河原でとんど祭り。例年、大掛かりな催しで、駐車場は埋まり大勢の人が火柱を見上げ、上昇する火の粉にそれぞれの願いを託す。
前日には同じ河原で消防出初式が行なわれた。出初式の華は一斉放水。およそ50台の消防車が錦川の清流を寒空へ向けて放つ。いつ見ても勇壮活発に感じる。放水が華だけに終わることを願いながら大勢がシャッターを押す。
放水にあわせ自衛隊の救難飛行艇が超低空で祝賀飛行した。サイレンなどの音で気づかなかった、見落とした人が私の周囲でも多かった。何とか1枚撮れたが、位置が悪く放水とのコラボにはならなかった。
今日は6月から始まる錦帯橋鵜飼の鵜のトレーニングが始まった。鵜匠も鵜も初仕事だ。このトレーニング開始は春を告げる風物詩になる。今年からは遊覧船からもトレーニングが楽しめたという。
新年の行事が終わり、いよいよ今年の活動が本格化する。何十人かの成人式を終えた若者の声を民放ローカルで聞いた。最近にないしっかりした考えに安心し嬉しくなり、将来が託せると感じた。彼らの気持ちをくじかせない舵取りをする責任が大人にはある、そう感じた成人式の日だった。
(写真:消防の勢いを感じさせる一斉放水)
祈りがあったり勇ましさがあったり…。
それらの一つひとつが春を呼ぶ。
いよいよ春間近ですね。
錦帯橋が世界遺産に登録されたら駐車場などには使えない、なんて話は本当でしょうか?