都会で仕事を仕事をしたことはあるか、と問われれば「ある」だが、「いつ、どのくらい」と問われると「出張したとき」、それから先には続かない。ということで、都会の人の通勤映像を見て感心することがある。気候というか季節というか、いやいやその日の天気でも同じだが、服装がスッと変わっている。先日の少し冷えこんだ朝、がらりと変わる通勤着に改めてそのすごさを感じた。
桜の葉も紅葉が始まり、中には半分あまり落葉している木もあり季節が進んでいることを目でも感じさせてくれる。4連休のことだった。公園堀端の大きなつつじの根元でヒガンバナが、「咲き遅れて申し訳ありません」というように咲いたばかりの小振りな花が揺れていた。こんな自然もあるんだ、誰も気づく人はいなが、これも自然と撮っておいた。
秋らしくなった、涼しくなった、こんな挨拶が交さるとあれほど暑かった夏はどうしただろうかと、振り返ってみたくなるが叶わぬことで、来る冬に思いを巡らす方がいいかと思う。涼しくなったといえばいつも渡る横断陸橋の手摺の陰、猛暑に照らされてとげとげしかった黒い影が、さわやかな薄化粧ほどに和らぎ、ここにも季節の移り変わりを教わる。
登校する児童の服装も変わった。上着は白の半そでが奨励服に変わった。男児は半ズボン、女児のスカート姿は変わらない。帽子は男女とも野球帽着用しての登校が多いのだが、気のせいかもしれないが今期はカープ色の帽子が少ない。戦績からきているのかもしれないが、スカッとした秋晴れの試合で憂さを飛ばしてくれ。
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