日々のことを徒然に

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馬の背を分ける

2020年09月27日 | 自然 季節

 
 昨日の14時を回ったとき、突然ガレージの屋根をバタバタと打つ、とてつもない雨音に驚いた。見ると我が家から右半分、北側は真っ青な空、南側の雲からはとてつもない大粒の雨がたたくように屋根を打っている。この降り方が続けば大変変だ、と思いながらも上空の二分された空の様子が気になり、急いでスマホで撮った。

 雨は2度ほど同じような激しい雨音をたてて降ったが、時間はどちらも30秒そこら、梅雨以降、各地の豪雨で恐怖を感じた声とともに、強い雨の状況が映像で繰り返し流されおり、とっさにその状況が頭をよぎり心配したが、心配で済んだ。

 古い話だが、出張で大分の宿で部屋に入ったととたん夕立に。窓を開けると開けた窓の外は大粒の雨、隣の窓側は降っていない。これが聞いたことのある「夕立は馬の背を分ける」という現象かと思った。 後で馬の背の片側だけを濡らすのは誇張が過ぎるとして、「山の尾根」を「馬の背」といったことから転じたとという説明に、そうだろうと思ったが私が見たのは馬の背でもおかしくなかった。

 ここまで書いて数年前、中学校の理科の先生だったように思うが、広島県の北部で撮られた1枚の写真が記憶にあることを思い出した。遠方の黒い塊の雲の下だけがジョロで水を撒いているような写真だった。分析の結果、黒い雲の下は集中豪雨に見舞われていたという。今年も似たような局地的な豪雨をもたらす雲の映像を数多く見た。局地的豪雨の観測が自然災害への対応と人命を守ることになり、被害減少に役立つ。しっかり予算を充てて欲しい。
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