日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

失敗を恐れず

2019年05月08日 | 陶芸

 月2回の陶芸教室。所用や風邪などのもろもろがあって2カ月ぶりの参加となった。会の粘土ならぬ年度はかわり、続いて元号も平成から令和に、会の役員も変わっている。施設周辺の染井吉野も花水木も八重サクラも今年は見ることが出来なかった。暦では立夏も過ぎており周囲は新緑真っ盛り、清々しい気分、ということで粘土に挑戦する。

 粘土の感触、「ひさしびりじゃのう」と呼びかけながらロクロに乗せる。今日の課題は「浅鉢を作りましょう」、指導員、と言っても陶芸プロの初歩からの指導で始まる。制作の過程を数段階に分けて、実技を織り交ぜて説明がある。見ているとそれほどの難度とは思わないが、実際に粘土に触ると私には容易でないことが分る。

 実質3時間半余りで参加者全員の浅鉢が完成する。どれも世界で一つしかない「いい仕事」には甲乙つけ難いできばえ。私はひさしぶりの参加で、粘土と格闘したと思うくらい疲れていた。疲れと鉢の出来栄えは比例しないが、素焼き色づけで何とか食卓にのる代物にしたい。

 制作の過程で、くぼみや亀裂、穴などの失敗個所の補修や塞ぎ方も教わる。補修が必要ないように作ることが一番だが、指導員はそこも織り込み済みで、もしこんな失敗をしたら、このように手直しを、と説明する。そのところが難しいポイントと思い気をつけるようにしているが思い通りにはいかない。会員は高齢者ばかり、失敗を大声で話し笑いながらのぞき込む、楽しく過ごしている。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« きゅうかんの日 | トップ | 8020への過程で »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サナエ)
2019-05-09 12:55:33
行くところがあり自分の手で作るものがあることは楽しいですね。
高齢者同士の方が話が合いますよ。
返信する
サナエさん (tatu_no_ko)
2019-05-09 19:08:41
1回数時間ですが頭を使いながら(?)世間話も盛り上がります。
大方は昔の儘のメンバーです。
返信する

コメントを投稿

陶芸」カテゴリの最新記事