日々のことを徒然に

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タロ・ジロの日

2012年01月14日 | 生活・ニュース
           

今日は「愛と希望と勇気の日」とされている。

「南極に取り残された観測隊のカラフト犬「タロ」と「ジロ」が、1959(昭和34)年の1月14日、約1年ぶりに生存が確認されました。この2匹の勇気をたたえ、生きることへの希望と、愛することの大切さを忘れないために制定」された。また「タロ・ジロの日」とも呼ばれる。

昨年10月から12月まで放送されたTVドラマ「南極大陸」は平均18%の視聴率を得たという。セリーグのクライマックスシリーズや日本シリーズ中継で放送時間が変更になった。子どもが楽しみにしていたが、遅くなるので録画で見せたというお母さんもおられた。

TVドラマを見ながら思い出していた。それは昭和33年の国際地球観測年観測に備えて日本が送った予備観測隊の記録映画。観測船「宗谷」と随伴船「海鷹丸」が東京港を出発し以来4万4千余キロの大航海を終えて帰港するまでの記録映画。「昭和基地」建設を最大の目的した一部始終、齢を重ねてとぎれとぎれになるが、感動したことは記憶している。記録映画を観たのは高3のとき。そこにはまだ15匹の物語はない。

TVドラマを見ながら気づいたことがある。記録映画では、観測隊員と宗谷乗組員が酷寒の中での任務遂行の姿を感動しながらも見るだけ終わった。本当は敗戦から立ちあがり世界へ羽ばたき仲間入りしようとする日本の姿をくみ合わせていれば、感動のしかたも違っていただろう。

昭和基地が建設され55年。観測船は4代目。現在、30名が第52次越冬隊員として極地観測にあたっているという。日々の生活では忘れているこうした任務の人々のことを思い出さる「今日は何の日」を教えてくれた人に感謝。

(写真:タロとジロ、稚内市社会教育課HPより)
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