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月2回の焼物教室へ通い始めて半年が過ぎた。参加者みんなのいう「世界で1つの作品」数点が手元にある。形を作るというには遠く、こねているうちにこんな形になった、というのが正直な作品ばかりだ。
仲間は30人ほど、退職者が多いこともあるが毎回の参加者は世話する人も驚くほど高く、意気込みの高さがわかる。課題の日・自由に制作の日などメリハリのある指導の方法は、なにかと難しい高齢者集団も和やかに粘土と格闘する。
若い講師団がいい。笑顔で褒めながらちょこっと口で指導する。たまにはろくろを廻し実技で指導する。教卓で製作の過程を話すときは若いが「先生」という態度に変わる。
薄くなりすぎてやり直し、厚くし過ぎて削りとりと格闘のさなか。思いどうりの形ちを作れるにはまだまだ時間がかかる。ノコもツチもいらないがそれなりに難しい。
ある方が「陶器など見向きもしなかった主人がそうでなくなった」と話された。新しい共通した話題がそのご夫婦には生まれたようだ。そんな感覚を早く掴みたい。
陶芸にはほど遠い粘土工作のスタート、やればのめりこめるものが見つかるかも知れない。家内から「こんなのが出来る」とオーダーが出た。
(写真:教室の入口にかかる味わいのあるお出迎え)
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