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7~8人も腰掛ければ満席になるカウンターと数人も坐れば一杯になる小さな座敷がひとつある馴染みの小さな小料理屋。口数の少ないマスターと明るく話上手なその奥さん夫婦の店。
その日の客は珍しくカウンターの私ひとり。いつもの肴が並んだ。他に客はいない。「一杯いこう」とマスターにビールを進める。いつもは進めてもひと口でやめるマスターが何故か一気に飲み干した。
2杯目も飲み干した。怪訝な顔に気づいたのか「たわい無い息子のひと言、その屁理屈が面白かったので機嫌がいいんです」と話し始めた。屁理屈の中味はこうだ。
あることで息子に注意しこれが止めの言葉と「親は長く生きていていてお前よりいろいろ知っている」、すると「そんなことは無い。俺が生まれたから親になってので、俺がいなかったら親ではない。だから親と息子の年齢は同じだ」と言い返した。本当の親父と息子の会話がこの時から育ち始めただろう。
同じ背丈のゴーヤの苗を植えたのに伸びに差がついた。親と息子の歳の関係を思い出し、良く伸びた方が息子だろうとおもいながら、今は閉まったが小料理屋の暖簾で泳いでいたふぐの染め絵を思い出した。
(写真:伸びに差がついて兄弟関係になったゴーヤ)
確かにたしかに。
母が、身につけたものは誰も盗りゃ~せん。と言います。勉強はよくしておけって事です(孫に話したのでしょう)
確かにたしかに。
しかし、活用が・・・
先日の女の気持ち、娘さんにはきちんと伝わり親子同年齢も問題有りませんね。
「身につけたものは誰も盗りゃ~せん」、しっかり母親を伝えてください。