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私の都合

2022年09月27日 | 生活・ニュース

 今日、出会った寺の山門横の掲示版「いい人 いい雨 いい天気 みんな 私の都合」、短い言葉で黒板に書かれている。ふと気づいたのは先日、TV出演の若いコメンテーターが「昨日の雨で助かりました。これは私の都合です。雨で困られた方には申し訳ありません」と一言加えていた。あることを「いい、と思うのは自分が思うだけ、ほかの人は違った思いをするかもしれない」掲示板を眺めながら反省した。

 「あんないい人に出会たことはない」「ひと雨欲しいなあ」「明日は降るなよ」、言われてみれば確かに「自己都合」で判断している。向かいの家や隣の人はそれでは困るかもしれないことは自己都合の判断の範疇には入っていない。こんなことはよく経験することなので、これまで多くの人に不快な思いを抱かせてきたかもしれない。

 「私の都合」と言えば、「自己都合退職」いう表現は仕事の上で数多く接した。最も多かったのは女子社員の結婚退職だった。通称は寿退社と呼んで周りで祝福した。就業規則上も寿に対しては祝金が出るいい時代だった。時には結婚はしないのに寿退社という社員もいたが所属上司の印があり目をつむっていた。

 別の寺には「出会いが人生を豊かにし 別れが人生を深くする」とある。いい出会いといい別れが連なっていれば「いい人生」とその人は思えるだろう。いや、そうなるように努めなければならないのかも知れない。「いいは みんな 私の都合」、他人に負荷を与えないように心しよう。

 (今日の575) いいいいと軽く言うのは慎もう
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