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毎日、ホームページにブログ、フェイスブックを訪問し「うん、そうか」「なるほど、なるほど」「そんなことがあるの」「ええ恰好して」「勉強になる」「今日は儲けた気分になった」など、人様の文章を読んだり掲載の写真を見て楽しんでいる。その一方で、このブログがいかがなものかは見当もつかない。時々、感想がメールで届いたりコメントが書き込まれるくらいで騒ぐほどのことは起きない。
訪問する一つに市内在住の女流陶芸家のHPがある。トップページは何点かの作品が掲載されている。作品はすべて器、それぞれは特別な形状でなく身の回りで見かける姿をしている。作品は褐色系、黒味を帯びた茶色で、写真の背景も同系統で統一されている。新作の写真やその配置が変わると趣も変わる。趣は変わるが全体のトーンは崩れず、ほっとする落ち着いた感じは続いている。
この陶芸家は別の窯でもマドンナとして登場する。そこでは薪作り薪運び、作品の窯積みが終わると窯焚きが始まる。焚くのも何段階かのスッテプを踏んで本焚き、数日間は窯から離れられない。窯に薪を投げ入れる動画もアップされているが、根気と体力が備わり、気力が充実していることが伝わる。「いい仕事しています」の声の裏にはこんな苦労のあることを知る。
制作の場所は瀬戸内海を見おろす山の中腹、数年前、少々難儀な道を先達に連れられ訊ねたことがある。その時は、先達諸氏の会話を耳にしながら、会話に加われる余地もなく、ろくろ作りという、同じ形の何十個と並んでいる器を只々感心して眺めて山を下りたことを思い出す。
山口県にも梅雨明け宣言、ますます暑くなるがじめじめ感は薄れる。今夜は親しい仲間とBP、楽しもう。
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