日々のことを徒然に

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蘇ったか

2021年05月26日 | 生活・ニュース

 昨年の暮れ、ソテツの葉が茶色になり枯れたと思い切り落とした。俗にいう丸坊主状態にしておいていた。葉は枯れたが本体はどうなのか、そう思いながら観察していた。桜が終わり暖かくなり始めたころ天辺に芽らしい小さな緑がのぞき始めた。それから2カ月余り、「蘇ったぞ見てくれ」と言わんばかりに育った。

 外側の葉は長さ30㌢くらいに成長、今は外から3列目の葉が伸び始めている。我が家にやって来て20年くらいになるかもしれない。よく出向いた隣の市の園芸店で水耕用の小さな透明な容器に入れられ陳列されていた。大きさは握りこぶしほどもなかった。花に疎いが、ソテツの水耕とは珍しい、窓際に置いてみようかと購入したように記憶している。

 狭い透明容器での居心地は悪いだろうと、それよりは大きな鉢に、花畑の土を入れ植え替えた。特に手を掛けることもなく置きっぱなしだったが、根が張ったのだろう鉢から土があふれるので、思いっきり大きな鉢に移した。鉢が良かったのだろう成長に目を見張った。それなのに外観は何も変化ないのに葉が茶色に変わった。始めてのことだった。

 新しい葉はソテツ本来の硬さはまだなく、実に柔らかな新芽状態で伸びている。いつになったらあの硬さ、触るとチクリではない痛いとする鋭さになるのだろう。蘇るとは「生き返る、蘇生する、失っていた活力を取り戻す」とある、いや、黄泉からかえる意味もあるという。だからあんたも頑張れ、と呼びかけているようだが、さてこれからどう育っていくか、少しは関心を持って見ていこう。
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