日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

思いやりと気配り

2022年11月22日 | 地域

 海抜500㍍にある県の施設で、月2回ほど陶芸を創るというより粘土をこねて楽しんでいる。そこは「観る、泊まる、仲間と楽しむ、家族で楽しむ、学ぶ」がキャッチフレーズとなっている。年間では万を超える利用者があると聞いている。陶芸の日に園児に児童や生徒、新入社員教育や研修などの利用者を見かけることがある。

 2階には静かな瀬戸内海を見渡せる食堂がある。陶芸の日にはここで昼食をとっている。変遷はあったが今は「うどんとむすび」、一見質素に思えるがたまにはこれくらいの軽食もいいかなと、定着した。料金はコーヒー付きで550円、年金生活者には手ごろな外食と思う。粘土代を含めても千円に届かない。

 そんな施設のフェイスブックに載っていたある日の記事。「レストランのおひるごはん、幼稚園の遠足で、銭壺山の頂上まで登山しました。楽しみにしていたお子様ランチ、スープがついて、とってもおいしかったです」とある。添えられた1枚の写真が思わず絵顎を誘う。

 それはいかにも手作りらしい弁当。にぎりに目と鼻と口が作られている。話に聞くと「園児なのでおいしくするため、施設職員のアイディアであり合わせのもので顔にしたが大好評だった」という。園児らのはしゃぐ顔と声が聞こえてくるようだ。このくらい利用者に心配りしている職員さん、だから陶芸メンバーの子や孫のような年代の職員さんだが仲良く楽しんでいる。

 (今日の575) 3粒のグリンピースが笑顔呼ぶ
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