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絵のうまさってなんだろう。一流といわれる画家の絵を見て「これは何を描かいたのだろう」と首をかしげる。「この絵は何々が描かれており、そこには作者のこんな思いが表されている」という説明を聞いても、「そうですか」としか思えないことがある。観賞眼が無いのだろう。
写実的なそれを見ると、心洗われる美しい風景だ、美味そうで食べてみたい、働く人たちのエネルギッシュな姿だ、敬虔な祈りの姿に胸を打たれるなど、絵と自然に会話が生まれたり絵の中へ入り込める。情景を感じることもある。絵のうまさってなんだろう。
一通りの基礎を習い終えたパソコン講座。今日は肩の力を抜いて「お絵かきをしましょう」と女性講師。会場から「初めて」の声が漏れる。ポイントを押さえた描き方の説明を聞いた受講者が一斉にマウスを動かす。おっかなびっくり調のマウスが次第に快調な動きに変わる。
繊細に、大胆に身の回りにあるものが次々と画面に現れ、色づけされる。サイケな図柄、線と図形だけの組み合わせ、みんな世の中でひとつだけの形が描かれる。これでパソコンへの自信が少し強まっただろう。上手いも下手もない、飾り気の無い素朴な人柄が創り出したアートがそこにあった。
(写真:PCで初めて描いたという「どんぐりの会話」)
を楽しんでいる。
インターネットで「ワードでお絵かき」を
ダウンロードすると無料で動物や季節毎の
お絵描きが楽しめる・・
今は「中秋の名月」「実りの秋・果実」を
描いています。
山間部はまだまだの部分が多くあります。