
年末に投函し、配達はまとめて元旦に、という年賀郵便の特別扱いが始まったのが111年前の今日という記事を目にした。そういえば車中での会話も年賀状作成を終えていない、そんな話題もあった。
市街地から40キロ山あいに入った町でのパソコン講座。受講者からの希望が多いけど、基盤整備の遅れなどから延び延びになっていたインターネット講座がやっと開かれた。有線TVの開通にあわせ、会が講座可能な施設を整備した。
受講者はネット初めての人、少しは経験した人、年齢は60歳以上の方ばかり。講師とそのサポート数名も皆な60歳以上。
起動から簡単な検索の方法まで2時間、ネットの楽しさを感じてもらえたようだ。「今までは長いアドレスを間違えないように1字1字打ち込んでいた。そうしなくても開けることが分かって嬉しかった」という感想。アドレス入力の負担が軽くなったこの方のネット活用幅は広がるだろう。
「離れている子や孫とメールをしたくてパソコンを始めた」という人もあった。「地域の世話役としてパソコンが使え初めて助かっている」とその実例を話された人もある。これらにインターネットの活用が加われば、パソコンは地域活力の一員になれる、そんな夢が描けそうだ。
実用的なネットの活用などは雪の心配がなくなる来春からになる。年賀郵便の特別取扱い記念の日、パソコンの活用で年賀はがきの販売数がさらに減るのではないか、そんないらぬ心配をしながら帰路についた。
(写真:インターネットの講座風景)
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