日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

80年前の暗号電文

2021年12月08日 | 社会 政治

 80年前の今日、日本は太平洋戦争を始めた。その結果は悲惨な結果を招いた。報道は80年という節目に当たり多様な報道がされている。その戦争が終わって76年、世界情勢はまかり間違えば戦火という炎が立ちのぼるかもしれないと感じるせめぎ合いが起きている。双方に言い分はあるようだが、戦火は絶対に避けるべきだ。

 あの真珠湾攻撃を命ずる「ニイタカヤマノボレ1208」の暗号電文が、連合艦隊旗艦の長門から発信されたのは、当市の沖合にある柱島周辺だった。それを知ったのは10年前の購読紙。柱島周辺は戦時中、多くの艦船が停泊し柱島泊地と呼ばれたという。瀬戸内海の小さな島の周辺から発信された暗号電文が開戦の幕開けとなったことには複雑な思いを抱いている。

 核兵器を含む世界の軍備は進歩しなくてもいいのに著しい進歩を遂げている。武器はAIの判断で敵を攻撃出るほどになっているという。子どもの考えと笑われるのだが、戦をしない武器を用いないで平和な地上を築くことは本当に出来ないのだろうか。被爆国日本の首相は「話を聞くこと」が得意という。在任中は武器のない世界のために車座で話を聞いて欲しい。

 経済も教育も、地球上のすべての働きの基礎にあるのは平和があって成り立つ。世界の指導者も国民も戦争を知らない、経験のない人が多くなった。核兵器廃絶をはじめとする世界平和へ貢献するのは世界で唯一の被爆国たる日本だと思う。被爆地広島選出の岸田首相への期待は大きい。在任中に平和構築への強いリーダーシップを期待して已まない。
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