
ながらスマホの危険性は使用の仕方はどうであれ危険で、事故トラブルが起きている。昨日と今日経験したスマホ危険三態。その一は男子高校生。裏通りを向こうから自転車がやって来る。見ると、ハンドルに両肘を置いてスマホ操作をしている。よくもそんな乗り方が出来ると感心しながらも「危ないぞ」と思わず声を掛けた。「くそじじい」と言い残しそのままの姿勢で行ってしまった。
その2。昼前のスーパー食品売り場は混んでいた。若い女性がスマホに熱中したままショッピングカートを押して歩いている。何人もそれを避けていき違っていた。若い女性のカートが、私より年上に見えるカートを押す女性の横にぶっつかりそうになった。そばにいた私は若い方のカートに手を出し衝突を止めた。「何するの」という顔をしながら気づいたのかスマホをたたんだ。
その3。信号待ちで止まっていた。スマホを見ながら歩道を歩く女子高校生、どうしたのか歩道を外れ私の車に向かってくる。歩道から外れたことに気付いていないようだ。短くホーンを鳴らすと気付き、何事もなかったかのようにスマホを見ながら歩道へ戻った。走行していたら、と思うとぞっとした。
国を挙げてスマホを持たないと、スマホが使えないと生活できない日常を作り上げようと予算をつけ人を配しとりかかっている。それが世界の流れでもあるが、使いこなす道は遠い感じだ。その前に、公衆道徳をわきまえた正しい使い方が出来るように働きかけることが必要、今日の三態から改めて感じた。