日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

みんな仲良し

2020年12月07日 | 地域

 小学生の時は片道2㌔少々を歩いて登校していた。一クラス50人を超えひと学年6クラスもある時代、それこそぞろぞろの表現通り連なっての登校だった。そんな昔は木造だった校舎も鉄筋に建て替わり何十年かになる。その小学校、そう母校の近くに引っ越してきて二十数年、定年退職後は登下校する児童らを見ている。

 今日は二十四節気の大雪、登校時はかなり冷え込んでいるが、児童らの大方は奨励服で男の子は半ズボン、女の子はスカートという装い、格別に寒そうな姿は見かけない。この時世、マスクはしっかり着用している。全員肩に水筒を掛けているには今風か。背負っているランドセルのほかに袋など荷物を持っている。1年生の子らには過ぎたる感じのするときもある。

 下校時、じゃんけんゲームで戯れている。仲の良い仲間の姿をほほえましく見る。先日の朝、話ながら向かい合って登校している上級生男児の二人連れ、一人は後ろ向きで歩いている。「こけるな、車に気をつけろ」と声を掛けると「お早うございます」と大きな声で返事をし右手を挙げて応えてくれた。何か意味があったのだろう。
 
 そんな児童らが学ぶ学校だより(月刊)が公民館に置かれ、自由に持ち帰れる。今月号は運動会の代わりに開かれた学年別の体育発表会が写真紹介されている。最後に「多くの行事が中止や延期を余儀なくされたが、子どもたちの望ましい人間関係を形成するうえで行事の大切さを改めて感じる」とある。子どもらはコロナ禍の今をどのように受け止めているのだろうか。今の経験が先々で出会う問題の解決に活かされることを願う。
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