日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

新聞の大切さ再認識

2011年11月17日 | エッセイサロン
2011年11月17日 中国新聞「広場」掲載

 2週間と少し入院生活を送った。この間、新聞もテレビも見ないまま過ごしたが、特に不便を感じることはなかった。

 入院中の新聞に目を通した。欧州を中心とする金融不安と連鎖する円高に株安、環太平洋連携協定(TPP)など国の経済、将来を左右する文字が次々と目に入る。

 そんな中、周南市八代の餌場でくつろぐ「冬の使者ナベヅル」の写真にはほっとさせられた。

 遅ればせながら多様な報道をベージをめくるだけで知ることができた。

 情報としての総合力や資料としての新聞の力をあらためて思い知った。速報性はネットに任せても詳報は新聞という自分流スタンスに納得をした。

 新聞は膨大な情報を整理し、載せられた記事には、詳細な内容と掘り下げられた分析が備わっている。

 読者はそこから社会を知り、考え、そして動かす力に変えるものを学び取る。紙面をじっくり見ながら情報の大切さを思い、新聞への期待を膨らませた。 

コメント (6)
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