日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

橋の掛け替え

2011年09月06日 | 地域
           

山口県と広島県の境は瀬戸内海へ流れる1級河川小瀬川。国道2号線のその小瀬川に架かる橋を栄橋という。同橋は1942(昭和17)年3月に竣工した。橋の近くにある工場へ勤務していたことから見慣れて親しみを感じていた。

40年近く見つめてきたが、この間、何度となく補強や歩道の取り付けなどの工事が行われた。コンクリートの剥離・ひび割れ及び鉄筋の露出が生じるなど劣化が進行し、下部は大規模地震の際には安定度が不足することが判明したため、架け替えを行う、と説明された。1日の交通量は3万数千台、地域の大動脈のこの橋が崩れたら地域は大きな打撃を受ける。

使用中の橋の掛け替え、すぐ下流側へ平行するように設けられた代替用の橋が使用になって4カ月になる。橋の手前の道路は改修され、これまでと何の違和感を感じなく新しい橋を渡れる。新しい橋、これまでより歩道が広く作られることを願う。

東日本大震災や台風12号の豪雨で多くの橋や鉄橋が流され、孤立した人たちへの救援に大きな支障をきたした。物資の輸送もそうだった。山多く川多き地勢の泣き所かもしれないが、被災地域の少しでも早い復興を思いながら、新旧の橋を眺めていた。

(写真:左の橋が架けかえられる栄橋、和木町より写す)
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