ある公民館主催の「子どもパソコン教室」、午前・午後あわせて30人の園児と児童が集まってくれた。募集定員一杯。今日のテーマは「自分のうちわを作ろう」。
ペイントで描いたお気に入りの絵を印刷し、うちわの形に切りぬき、準備されたうちわの骨に貼り付ける。線や○、△や□など基本的な形の描きかたを教える。○も△も□も区別がつかない滑り出し。それらを使って色の塗りつぶしも教える。そこから描きはじめる。
図柄の試行錯誤、描いたり消したりと挑戦が続く。しかし、1時間もすると、思い思いの絵が描きあがる。基本図形もままならなかったマウス操作がウソのようだ。描いた図柄には男の子と女の子の違いがハッキリと分かれるから面白い。子どもたちは完成したうちわで風を送りあいながら楽しんでいる。
夏休みの宿題を全部済ませたという子ども何人かいた。それでも「休みの作品として学校へ提出してね」というY先生の押し付けな願いに、子どもたちはうなずいた。これでY先生の準備の苦労が報われた。Yさんご苦労様でした。
(写真:作品を手に記念撮影、みんなお行儀がいいのに感心)