日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

何処へ

2007年03月25日 | 自然 季節


ひさし振りの雨上がり。夕方、隣家との境界のブロック上を2センチほどの殻を背負った3匹の蝸牛が縦列移動していた。その進み具合は思いのほか早かった。夕食に急いでいたののだろう。

蝸牛は世界では2万、日本では700種類が生存しているそうだ。食用のエスカルゴは良く知られている。食したことは無い。
童謡でいう角と槍に当る2本の触角、その大きいほうの先端に眼があり明暗を見分ける。殻は右巻きの螺旋形で大きくなると5~6階にもなるという。湿気を好み夜に樹や草の若葉などを食う。これからその若葉の茂る時、梅雨明けまでは蝸牛のシーズンだ。

この境界のブロックでは蝸牛を良く見る。何処からきて何処へ行くのだろうといつも思う。隣家も我家もブロックの側には若葉は沢山ある。今日は兄弟なかよく夕食にいく途中なのかも知れない。

1番後ろの殻に触ったら角も槍も納めた。写真を撮る間出さなかった。1階部分の濃紺の縞が印象的な殻だった。

出よ出よに由来して「でんでんむし」となったそうだ。蝸牛もでんでん虫も同じ、そういえば彼らは「雌雄同体」と解説してあった。
(写真は夕食に急ぐ蝸牛の兄弟たち)
コメント
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