みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

働きの広がり

2023年02月01日 | マルコの福音書

マルコの福音書 6章1−13節

 2月を迎えました。昨日朝の写真です。一日中青空か?! と期待しましたが、見事に外れ。間もなくどんよりとした冬空に戻ってしまいました。でも、少しずつ昼が長くなっています。春を見つける2月ですね。

 イエスは「預言者が敬われないのは、自分の郷里、親族、家族の間だけです」と言われました。郷里ナザレの人々がイエスにつまずいたことを受けてのことばです。このことばを読み、信仰ゆえに、福音を伝えることのゆえに、自分に近い人々に誤解されることは、今でもよくあることだと考えました。私たちの場合は妻の郷里で伝道しましたが、何度かこのことばに慰められたことを思い出します。

 後半には、イエスが十二弟子を遣わされたことが書いてあります。働きが広がります。イエスが天に昇って行かれた後、福音がどのように伝えられて行くかがここに明らかにされました。

 宣教の働きは、派遣するイエスの権威を授けられてのもの。8―10節は、宣教のための必要を派遣するイエスがすべてを備えるので心配せずに出て行くようにということでしょう。

 この春から宣教のために新しい歩みをする方々が、親しい交わりの中にいます。主がお遣わしになるのであれば、何も心配はいらないのです。そう書きながら、仕事を辞めて神学校で学ぶようにとの話を聞いた時に「食べられなかったらどうしよう」と心配して、何か月も立ち止まり続けた自分を思い出しました。

 しかし、そのような心配は全くの取り越し苦労でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。