究極の手抜き料理

昨夜の懇親会にオバサンは究極の手抜き料理として「茹で卵」を出した。茹でた卵を殻付きのまま塩をまぶして置くと、塩味が殻を通して中に染み込みなかなかの味になる。
いちいち塩を付けず食べられるのがミソ。
この茹で卵もなかなかの好評で、イッシー師匠は一人で三個も食べてくれた。

また、最後に手作り味噌を使った味噌汁を出したが、その味も格別だったというこで何人かから野菜と合わせて味噌の注文も頂いた。

そんなことから、今日は早朝から野菜の収穫や味噌、卵のパッキング等で大忙し。
朝食を取る時間もなく大慌てで「かんぽの宿」に届けた。
沢山お土産を頂戴したのに、お返しが無いどころか野菜等を沢山購入して頂く厚顔振りとなったが、これを生業としているので勘弁して貰うしかない。

家に戻って遅い朝食を終えたら11時を過ぎていた。
食べたら昨日からの疲れがドッと出て、二人とも午後二時過ぎまで長い昼寝をしてしまった。



秋の七草の一つであるオミナエシ。
コガネとも呼んでいる。
お盆の時にオバサンが花束をアレンジする時に欠かせない花で、９月のお彼岸にも再び活躍してくれる。

懇親会

山形時代のバドミントンの仲間が合宿で一関まで遠征して来た。
暑い中、一時から四時半過ぎまで交流試合も含めて10数セットをこなした。
普段の練習の数倍となる運動量をこなし、汗と一緒に精も魂も使い切ってしまった。

しかし、合宿のメインイベントは夜の懇親会。
宿泊施設で開催するのが通例だが、今回は折角一関まで来て頂いた歓迎の意味と山形時代にお世話になった感謝の気持ち込めて自宅で設営することにした。

オバサンが一日がかりで準備したささやかなご馳走と生ビールが皆さんに喜んで貰えるかが気掛かりだった。
でも、そんな心配は「乾杯！」と同時に吹き飛んだ。
皆、呑んで食べて騒ぎ、大いに盛り上がってくれた。
特に、舌の肥えている女性陣が「美味しい」を連発し、「明日、道の駅に寄って野菜を買って帰りたい」と言ってくれたのが一番嬉しかった。



生ビールをグラスに注ぐのは慣れないと難しい。
この種の宴会を毎晩のようにこなし「夜の帝王」と異名をとるＨさんにお願いしてやって貰った。
そのためかＨさんは写っていなかった。

蜘蛛

蜘蛛は地球上で最も栄えている生き物の一種だという。
家の周辺を見ても、大小様々な種類の蜘蛛が巣を張っている。
近場に居る生き物の中でも一番種類が多いようだ。

田畑では害虫を食べる益虫として働いてくれるので、できるだけ殺すことのないよう配慮していた。
しかし、配慮が行き届き過ぎて家の周囲は蜘蛛の巣だらけとなってしまい、白壁の汚れが目立つようになっただけでなく顔や頭に蜘蛛の糸が絡みついたりすることも多くなった。
これでは来訪者に「化け物屋敷」と間違えられてしまいそうだ。
　　　　
鳥が頻繁に飛んで来ている訳でもないのにベランダが糞で汚れているのを以前から不思議に思っていたが、実は周辺に巣を張った蜘蛛の糞と分ってオジサンの堪忍袋の緒が切れ、蜘蛛との蜜月時代は終焉を遂げた。　　
　　　　
蜘蛛達には周辺の田畑や野山で活躍してもらうことにし、建物周囲の蜘蛛の巣は一掃することに決めた。
決めてはみたものの、巣を取り払っても翌日にはまた復活の兆しが見えたりするので、当分はイタチゴッコとなりそう。
それでも、オジサンの「シツコサ」はオバサンのお墨付きなので、蜘蛛達の受難の日々は暫くの間続くことになる。


　
家の後にある四季咲きのバラが花を開いた。
シャッターを押そうとした瞬間、クロアゲハが突然舞い降りてほんの一瞬だけ停まり、また直ぐに飛び立った。
アングルがイマイチだったので暫く待ってみたが次のチャンスは来なかった。　　　

合宿

25日(土)に山形時代のバドミントンの仲間が合宿で一関に遠征して来る。
山形を離れてからも毎年合宿には参加していたが、「たまには山形県外で開催しよう」ということになり、一関に白羽の矢が立った。

オジサンが初めての単身赴任をした山形での三年間、浮気もせず精神疾患に苦しむことも無く無事に過ごせたのはバドミントンに親しんだお陰。
その恩義あるバドの仲間が遠く一関まで来てくれる。
使用料無料の体育館と安い宿泊施設は確保したものの、それだけで山形時代の恩義を償えるものではない。
しばらく休業状態だった「禁煙スナック千代」を開店し、オバサンの手料理で最高のもてなしをしなければならない、と律義にも考えている。

とはいっても来訪者が14人ともなると、手料理といはいいつつも新鮮な野菜そのままの「素材を活かした手抜き料理」とならざるを得ない。
せめて飲み物だけは美味しい生ビールが呑めるよう知り合いの酒屋から道具一式を借りることにしている。



オクラの花。
スキマ産業狙いでオクラをそちこちの空きスペースで栽培している。
しかし、他の生産者も同じことを考えるらしく、「道の駅」に出荷されいるオクラが最近やたらに多い。

山形のバド部の皆さん!
体育館は12時過ぎから使えるようになっています。
ウォーミングアップや基礎練習は1時前に終わらせ、1時から「試合開始」という意気込みで行きましょうね。
折角遠くまで来るのですから、少しでも多く交流試合ができるようにしたいものです。

息抜き

「閑になったら温泉にでも・・・」などと言っていると年中仕事に追いまくられ行くチャンスなど絶対来ない。
忙しい中に無理にでも時間を作って息を抜くことが大切。

今日はデンセンマンさんことKさんご夫妻と鳴子温泉で一泊することに2ヶ月前から決めていた。
待ち合わせ場所は有名な岩出山の「あ・ら・伊達な道の駅」。
出荷を早めに済ませ、昼前に出発して少し見学するつもりでいる。

雨が降らなければ、オジサンはKさんご夫妻とゴルフとなるが、その間オバサンは温泉に浸かってゆっくりと昼寝をする予定。
オバサンは横になると直ぐに眠ってしまう特技を持っている。
先日帰省した娘が自分の製作した番組のDVDを持参したが、僅か20分程度にもかかわらず、オバサンは始まると間も無く眠ってしまい一度も最後まで見ることが無かった。
その得意技を今日は如何なく発揮できる。



昨日、遅れていたネギのサクリカエとトウモロコシを片付けて耕した
田んぼと異なり畑は手がかかるが、米だけに頼る時代は既に終わっている。