霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

売れなかった「漬け物」

2007-08-03 21:20:08 | 野菜
オバサンの自信作「手塩漬け」は見事なくらい全く売れなかった。
全く売れないというのは味がどうこう以前の問題。
値段、量目、見映え等々お客様の満足を得られない「何か」があったものと思われる。

「撤退」を決め、産直に陳列していたものをすべて回収し昼食時に食べてみた。
未だ賞味期限内なので味が変わっているはずもないのだが、改めて本物の味であることを確認できた。
昼食のおかずはこの漬け物だけで十分だった。

オジサンは「こんな美味しい物を無理して売ることは無い。俺が全部食べてやる」と言って落ち込むオバサンを励ました。



夏物野菜がこれから最盛期を迎える。
トウモロコシ、キュウリ、ナス、ピーマン、インゲン等々。
その中でもトマトは一番人気で、生産者も生産量も多い。
そのため、ややもすると供給過剰気味となる。
しかし、オジサンにかかるとトマトについても「何も無理して売る事はない。俺が全部食べてやる」となる。
食い意地の張っているオジサンは、この種のフォローを最も得意としている。


コメント (8)
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