霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

視察研修

2007-08-29 20:56:43 | 野菜
オバサンは先日の視察研修模様を厳美の「道の駅」の広報紙に掲載するために原稿を書いた。
書くことを苦手とするオバサンの文章は滅多にお目にかかれない。

『8月27日に産直部会主催の視察研修が実施され「岩手県立花卉センター」と道の駅「雫石あねっこ」を訪問した。
同じ産直施設である「雫石あねっこ」の視察が特に印象に残った。
雫石では、組合員は町内在住者であること並びに出荷物は町内生産物に限定しており、商品の陳列篭は個々に割り当て、置き場所は一月毎にローテーションをして公平性を保っていた。
売れ残った商品は翌朝引き取ることが義務づけられている一方、当日四時以降の半額販売を選択することもできるようだ。
また、米の販売については、食味値75以上のみを販売することにしており、四月以降の販売分については保冷庫保管が義務付けられていた。
このように、お客様からの信頼を確保するための方針が明確に示されているのが特色で、大いに参考にしたいところ。
加工品についても力を入れており、瓶詰め、漬け物、餅菓子の加工施設が有り、加工品の売上高が全体の35%も占めていた。
売上高を上げていくためには単価の高い加工品の強化がこれからの課題といえそうだ。』

オジサンの補足。
1. 町内在住者及び町内生産物に限定することは、どちらかというと生産者を保護するためのルールと思われる。
2. 食味値とは、お米の成分の中でおいしさに大きく関係している、タンパク質・アミロース・水分量等を測定し、「おいしさ」を点数で表したもの。
実際の「おいしさ」と完全に比例する訳ではないようにも思えるが、現時点では他に客観的に測定できる基準がない。
ちなみに我が家の米は、年によって若干の上下はあるものの、常に80以上を確保している。



休耕田を活用したアズキ栽培だが、雑草に埋もれていた。
畝間を草刈機で刈り取り、株間は手取り除草をしたらアズキが姿を現わした。




コメント (5)
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