金銭欲

サラリーマンを辞める時に「お金への拘り」とは縁を切ったつもりでいた。
しかし、日々の生活をしているとお金との絡みは否が応でもつきまとう。
小規模に野菜を生産してみたところで、当然まとまった金になる訳ではない。
それでも「少しでも多く売ろう」とか「僅かでも高く売ろう」という欲が働いてしまう。
客観的に見ればどっちに転んでも五十歩百歩で大勢には影響しないのだが、「欲との二人ずれ」で一喜一憂しながら忙しい毎日を送ってしまっている。

金銭欲や向上心も大切かもしれないが、もっと気持ちに余裕を持って暮らすことの方が大切なのではないかという気がする時もある。
この件については少し時間をかけて考えてみたい。

「勝つために甲子園に来た」という仙台育英と智弁和歌山の戦いを観戦した。
豪腕佐藤の僅か一球の失投で流れが完全に和歌山ペースとなり、ハラハラしながら応援した。
それでも勝ち切ったところに今年の育英の強さを見た。
目指すは「東北勢初の全国制覇」!!



九州で働く娘が二泊三日の短い夏休みで帰省した。
本人は「花巻の大沢温泉に行きたい」とのことだったが、近場の栗駒山中腹にある「真湯温泉」の日帰りで勘弁してもらった。
神々しい巨木の森で「森林浴」をしてから熱めのお湯で「温泉浴」をジックリと味わった。
同じ「ヨク」でもこのちらの「ヨク」の方が健康にはいいような気がする。

風呂あがりに味わった冷涼な深山の空気は格別なものがあった。