霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

落水

2007-08-17 20:59:32 | 
畑も田んぼも待ち焦がれていた雨が降った。
同時に連日の猛暑からもようやく解放され涼しい一日となった。

折角雨が降ったというのに「今日からは田んぼの水を落とすように」とのオーダーがオバサンから出た。
乾いた田んぼで稲刈りをするには、今の時期から水を落さないと間に合わないという。



百姓一年目の昨年は、この「落水」作業中に蛇に驚いて右肩を負傷するという苦い経験をしている。
その経験も踏まえ冬場の内に水口を全部パイプ化していたので、パイプを抜くだけで簡単に水が落ちるようになった。
特に水はけが良くない場所については、バックフォーを使って排水路を新設しているので、今年は「田植えみたいな稲刈り」は避けられるものと期待している。
新設した排水路に音を立てて水が流れ出る光景を見るのは凄く気持ちの良いものだった。



お盆用の花として活用したギボウシが畦道のそちこちで雨に濡れていた。
探す時にはなかなか見つからなかったので、意外に多いのに驚いた。
お盆過ぎてからが花のピークのようだ。
オバサンの話しによると、「林の中に咲いているギボウシは、畦道のそれとは比べ物にならないぐらい立派」だという。

コメント (2)
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