東京アイランド

OCNブログ人サービス終了に伴い、ここに引っ越ししました!

大正時代に建設された旅館併設の湯谷温泉駅が・・・

2021-12-27 00:00:02 | 2021_夏_JR東海・飯田線


 飯田線はこのような風景が続くので、なんだか心が洗われていくような感じです。

 この先も秘境駅があるかと言いますと・・・柿平駅。

 下川合駅通過。なかなか読めない難読駅の「出馬(いずんま)」までは長野県。県境を超えて、愛知県に入ります。

 夏の風景だから、深い緑色になっているかも知れませんが、今の季節は山の葉も散り、モノクロな風景になっているかも。

 この駅も通過します。

 三河川合駅でした。次は秘境駅の柿平駅。カメラを構えておきましたが、シャッターチャンスを逃してしまいました。

 次は湯谷温泉駅です。無人駅ですが、特急は停まります。無人駅からの指定席はあらかじめ用意しておくか、車掌さんに申告するかのどちらか。

 湯谷温泉駅のことを調べてみると・・・・飯田線の前身になる私鉄の「鳳来寺(ほうらいじ)鉄道」が1923(大正12)年、立派な2階建ての木造駅舎を建立。1943(昭和18)年、国鉄が鳳来寺鉄道を買収。当時の飯田線は各区間ごといろんな会社が敷設したものを、全国の私鉄を官営鉄道一元化にする鉄道国有法に則り、国鉄が全線買い取って現在はJR東海に引き継ぎ。
 国鉄時代、旅館として経営されていた建物を職員寮として転用されていたこともあり、建物の老朽化により、旅館や寮として使われていた建物は閉鎖。窓のところをすべて板で打ちつけ、長年も使われない状態でした。大正(3年)、昭和(62年)、平成(30年)・・・3世代合わせると95年の歳月が流れ、2019(令和)元年。ついに築96年の木造駅舎が取り壊されてしまいました。
 使われなくなった部分を大正時代っぽい内装に新しくリフォームし、再び駅直結の温泉旅館として営業を始めればいいかなと思うんですけど、この立地条件だとちょっと厳しいかな。

 駅前に湯谷温泉の旅館があり、ネットで検索してみたら、今の時代にふさわしくネットで予約が可能です。レトロっぽくて趣のある旅館ばかりなので、どの宿にするか迷ってしまいそうですが・・・。

 駅の出入口。人影が見えますが、特急利用者の方ではありません。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今度は思い出の場所へ | トップ | 本日も欠航です »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

2021_夏_JR東海・飯田線」カテゴリの最新記事