ひびレビ

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相棒14 第3話「死に神」

2015-10-30 08:23:17 | 相棒シリーズ
相棒14 第3話「死に神」

 綺麗なバラには棘があるといいますが、冠城が見惚れていたその女将さん、綺麗なだけじゃなく、結構色んな修羅場を潜り抜けてきている人ですよ?

 さて今回は「死に神」。行った先々で必ず事件に遭遇する右京さんのことではなく、人生相談と称して人に死を選ばせていた中村の話でした。生きることが死ぬことよりも辛い人がいる。死にたいほど苦しんでいる人もいる。だから死を選ばせる・・・何となく、ブラックジャックのドクターキリコを思い出しますが、彼も医者の端くれ、誰でも彼でも殺すわけではなく、命が助かるのに越したことはないという考えの持ち主でした。それに、自殺願望のある少年を連れてこられたときも、あっさりと殺したりはしませんでしたし。
 しかし中村はといえば、自ら犯した罪の意識を正当化するために、多くの人の命に見切りをつけてきた人物。例え死の間際、彼女が感謝の言葉を口にしたとしても、殺人は殺人。医者でもない中村が勝手に見切りをつけ、殺すようなことはあってはならないことだと思います。

 美由紀や遥香、そして飛び降りかけた早紀。彼女たちは相談サイトという場で、助けて欲しいというサインを出していました。そんな中で、もし話に乗ってくれたのが中村以外の誰かだったら、もしかして生きていたかもしれない・・・そう考えるとキリがありませんが、考えてしまいますね。
 また、遥香に至っては、兄に相談しようとしていました。いくら相談に乗ってくれた相手とはいえ、中村は赤の他人。最後は兄である雨宮に頼りたかったのでしょう。しかし、そんな妹の願いを雨宮は聞き取れず、結果的に遥香は亡くなってしまいました。死に追いやったのが中村だとしても、雨宮がもっとちゃんと話を聞いて上げられていたら、と思わずにはいられません。

 そんなこんなでまた次回。相棒になる日はまだまだ先のようです。

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