仮面ライダーセイバー 第5話「我が友、雷の剣士につき。」

仮面ライダーセイバー　第5話「我が友、雷の剣士につき。」

　今回初登場となったのは、賢人が「ランプドアランジーナ」の力を使って変身する仮面ライダーエスパーダ！てっきり前回の「ニードルヘッジホッグ」で変身するもんだと思っていたのは気にするな！だって黄色だったし…

　当初はピラニアメギドを相手にしていたものの、父であり裏切り者である仮面ライダーカリバー＝富加宮隼人が現われるや否や、冷静さを欠くことに。カリバーが現われてから様子がおかしい賢人を心配していた飛羽真でしたが、「助けを求めている人がいたら助ける」という意思だけを示し、賢人が悩んでいる理由に敢えて突っ込まないのは良かったなーと。
　首を突っ込んで、事情を知ったからといって問題がすべて解決できるわけではないですからね。助けが必要な時は言って欲しいと手を差し伸べるだけでも、賢人の心の支えになることでしょう。

　賢人も今はまだ過去について深く語ろうとせず、無くした記憶が戻ったら聞いて欲しいことがあると一言。今何を話しても飛羽真を混乱させるだけでしょうしね。記憶が無いことにより一層後悔したり、悩んだりしてしまうかもしれません。

　そんなカリバーの目的はブレイブドラゴンと火炎剣烈火。その理由は「アヴァロン」だとのことですが、理想郷か何かで？単にワンダーライドブックが必要ならば、仲間の剣士たちに事情を話せば事足りそうに思えますし、わざわざ裏切ってメギドたちを従える理由は何なのか…
　デザスト曰く、彼らはワンダーワールドを侵食して支配するのが目的だそうですから、失われた何かを取り戻すためには剣士ではなくメギド側につく必要があったとかだろうか。次回大秦寺が「アヴァロン」と口にしていたことからすると、カリバーしか存在を知らないものではなさそうですね。


　ともあれ、今回は賢人の精神的な負担が若干減ることになったお話でした。ただ、エスパーダ初変身、ストームイーグル初使用にしてはやや薄味だったような気もしますが…
　あと、冒頭で大秦寺が3冊使用したことで剣等を調整していたのを見て、てっきりピラニアメギドに噛みつかれたり、カリバーのワンダーライドブックと妙な共鳴をしていた火炎剣烈火とソードライバーの調整シーンでもあるかと思いましたが、ありませんでした。大秦寺は今後どういう立ち位置になっていくのだろう…