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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」を見て

2017-08-16 07:59:19 | 仮面ライダーエグゼイド
「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」を観賞して来ました。


 「トゥルー・エンディング」の名のとおり、エグゼイド本編最終回の後に起こった事件、あるいはどこかで分岐した先にある事件のように感じたこの映画。何といってもムテキゲーマーの登場が非常に熱い!最終局面において満を持しての登場!「輝け流星のごとく!黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキエグゼイド!!」この変身音には初めて聞いた時から心が躍ったものですが、この映画において更に心をたぎらせてくれる音声へとレベルアップしました。あんなん鳥肌立つに決まってるじゃないですかー!

 さてこの映画においては、未来を諦めて仮想現実に望みを託した者と、未来を諦めず現実で立ち向かい続けた者たちの戦いが繰り広げられていました。苦しい現実も、仮想現実であれば忘れられる。ならばせめてその「天国」のような空間で・・・という思いがあったのでしょう。例え手術で治ったとしても、その後のことを思うといたたまれない。そう絶望した男に対し、永夢たちドクターは決して未来を諦めず、立ち向かい続けていました。研修医、いわば子供だった永夢も、様々な戦いを通して一人前のドクターに、大人になったと思います。仮面ライダーとしてでも、ドクターとしてでもなく、大人としての義務を語る永夢は立派でした。
 プレイヤーとして選ばれてしまったまどかはまどかで、とある望みを叶えるために行動していました。何というか、非常に健気な子だなぁ・・・と。

 新たなゲーマー、エグゼイド・クリエイトゲーマーの活躍は、思っていたよりも早く、そして短かったです(汗。とはいえ、ガシャットを手にし、宙に絵を描きながら戦う様はカッコよかったですね。風魔もカッコいいのですが、思いのほか弱いといいますか・・・(汗。まあ、どんなに強くてもムテキゲーマーがいるわけですし・・・ぶっちゃけ最初からムテキになってれば万事解決だったのではと思わなくもないですが、そうはいかない理由が何かしらあったのかもしれません。緊急時になるまでパラドが全く姿を見せなかったのも気になるところです。単に映画を見に来た人を驚かせるためだけとは考え辛いですね・・・
 各々それなりに出番が与えられていますが、パラド、というかパラドクスの活躍はやや控えめかなぁと。クロノスとの戦いにおいて見せてくれたコンビネーションを、また見せて欲しかったです。

 最終局面においては、とある人物の野望によりゲムデウス登場!とあるガシャットの有効活用、絶体絶命の局面において駆けつけてきたタドルレガシーのカッコよさ、満を持してのハイパームテキと色々盛り上がりましたね。ゲームクリアだと呟く永夢からのエンディングの流れは、寂しさを感じてしまいました・・・


 そしてラストでは、登場人物たちのその後が描かれていました。大我とニコのコンビは本当に微笑ましく、見ていて気持ちが良いです。何だかんだでちゃんと大我の言いつけを守るニコがまた良い。
 ちょっと気になるのは永夢の言葉と仕草。もしかして消える?・・・でも普通に変身して頑張ってたし・・・何かしらあの2人の関係にも変化が訪れそうです。

 ただ命を救うだけじゃない。その人の笑顔も取り戻したい。笑顔こそが希望となり、未来へと繋がっていく。諦めずに前へと進んでいく力となる。エグゼイドのエンディングに相応しい内容だったと思います。本編最終回はどうなるんだろうなぁ・・・
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「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」を見て

2017-08-16 07:58:25 | 宇宙戦隊キュウレンジャー
「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」を観賞して来ました。

 チキュウに迫りくる巨大惑星・ゲーススターを止めるべく出動したキュウレンジャー。だが1人先行してゲーススターに乗り込んでいたショウ司令は、かつての同胞であるゲース・インダベーの手にかかり、宇宙空間に放り出され、消息不明となってしまう・・・
 ゲーススターが衝突するまで残りあと僅か。キュウレンジャーは惑星をも滅ぼす力を持つという「ケルベロス」の力を借りるべく、3つのケルベロスストーンを集めに向かうが、それをゲース・インダベーとその配下カール・インダベー、オーモ・インダベーも狙っており・・・


 いきなりキュウボイジャー出動からの、即座に分離・合体を行うキュウレンオーが描かれたこの映画。時間は例年通り短めでしたが、かーなーり面白かったです。宇宙に散ったショウ司令、奪われたケルベロスストーンなど、基本的にはシリアスで進みますが、ゲース・インダベーの本名には思わず笑ってしまいました(笑。

 3つのケルベロスストーンを集める過程においては、チャンプの活躍が特に光っていたと思います。リングスターの名は伊達ではなかった。小太郎やツルギも序盤こそ参戦しませんが、終盤は良いタイミングで駆けつけてきてくれました。てっきりキュータマジンも出るかと思いきや、出番無し。今回は新ロボ・ケルベリオスに出番を譲る形となった模様。
 本編同様に随所でキュータマを使っていますが、まさかヒカリキュータマをあの場面で使うとは思いませんでした。本編の要素もきっちり生かしていて良い感じ。

 そして現われる新たなボイジャー・ケルベロスボイジャー!惑星ハスキー、ブル、ドーベルに封印されている3つのケルベロスストーンを集めると復活するボイジャーで、出現直後はかなりの乱暴者でした。しかし従えてからは頼れる仲間になり、4機のボイジャーと合体してケルベリオスに!
 シシボイジャー/キュウレンオーをベースとしつつも、両肩はブルとドーベルで埋まっているため、合体するのはボイジャー部分のみとなっていました。この特別感、たまらなくカッコよかったです。

 そんなケルベリオスが大活躍する最終局面におけるまさかのパワーアップと、まさかのキュータマには非常に熱いものを感じました。個人的に戦隊ロボの最強格は、馬力だけならガオハンター・ブルームーンなんじゃないかと思ってましたが、多分馬力とかそういうレベルじゃないくらいのスケールを見せてくれたケルベリオス。サファリガオー、シュリケンジンダイノ、コンドルワイルドと、ここ最近は劇場限定ロボが劇場限定ロボしてますが、たまには本編でも見てみたいなぁ・・・最後にまた3つに分裂したので難しいかな。

 個人の復讐に大勢の未来や希望を奪わせやしない。本編以上にラッキーが熱血漢をしていたと感じたこの映画。いい映画でした。
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