ひびレビ

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「ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」を見て

2017-08-26 07:36:30 | アニメ・ゲーム
「ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲」を見ました。

 ニルスが作り上げた新たなバトル会場お披露目前日。会場の下見に来ていたセイたちの前に、突如ガンプラマフィアたちが出現。敵は表社会も牛耳るべく、ガンプラバトルにおいてセイたちを敗北させることにより、ガンプラバトル選手権の再出発を阻止しようとしていた。新たなガンプラと共に勝負を挑むセイたちの行く末や如何に・・・


 ・・・とまぁ、アイランド・ウォーズからあっという間に時は流れ、今度は久々にGBF1期の面子が再集結!懐かしのキャラクターにお馴染みのBGM、新たな機体と胸躍るガンプラバトルと、相変わらず熱くさせてくれる内容に仕上がっていました。
 世界大会の後なので、チナがセイを「セイくん」と呼んでいたり、フェリーチェのバトルの行く末をキララが心配していたり、マオがミサキ命を公言したりと恋愛模様も順調なようです(笑。

 テレビ本編ではラルさんやタケシたちの活躍により、ガンプラマフィアのCが取り押さえられていましたが、今度は一気に5人のガンプラマフィアが登場。改めて「ガンプラマフィア」が「ガンプラを扱う仕事であれば、合法・非合法問わず請け負う、非合法の連中」ということが説明されましたが、物騒なんだか平和なんだか分からない人々ですね(苦笑。
 新たなガンプラマフィアたちの中には、GBFに登場したファイターの姿もありました。デビルガンダム使ってアイラに負けた後、資金繰りが大変だったようで・・・まさかの再登場には驚きました。

 ガンプラマフィアとの戦いは基本的に一騎打ちで行われるのですが、メインであるセイの新型機・スターバーニングガンダム以外は出番がやや控えめ。それでもガンダムフェニーチェリベルタは相変わらずのかっこよさで、ビームタイヤという新技を引っさげて帰ってきてくれました。
 マオのガンダムX十魔王の活躍にも期待したのですが、終始相手のファイターに翻弄されっぱなしでイマイチ影は薄かったですね・・・名前からして「X」と「十」を掛け合わせて「※」みたいな感じで背中のリフレクターを展開して、超ド級のサテライトキャノンを放つかと思ってました。
 あと、まさかのベアッガイさん活躍には驚かされました。思えば彼女も最終決戦に立ち会った身ですから、ファイターとしても成長していたのでしょう。傷ついたフェニーチェがベアッガイさんに抱きかかえながら戦線復帰するというのは、何ともガンプラバトルらしい光景でした(笑。


 劇中、自分のガンプラと対峙してしまう羽目になったセイですが、その時自身の作りこみの甘さを感じ取っていました。自分の腕に決しておごらず、弱点を把握する。ビルダーとしてのみならず、ファイターとしても重要な要素だと思います。もしかすると、ビルドストライクコスモスとの戦いを経て、スターバーニングガンダムにも改修が加えられて、その結果がビルドバーニングガンダムなのかなぁ・・・と。

 ラストは巨大なサイコ・ジムとの戦い!プラフスキー粒子を操られて大ピンチ!・・・に駆けつけたのはもう1人の主人公!予想できたとはいえ、あの展開に熱くならないわけがありません。懐かしのコンビ復活にはもう、涙がボロボロ溢れていました。後々出てきた教官に対する敬礼もまた、本編を思い出させてくれてグッとくるものがありましたね。

 再会に残された時間はあと僅か。そんな彼らがすることはただ1つ。放映終了から早3年。数年越しに果たされる約束・・・いやー、良いものが見られました。


 最後は後輩たちに「思い出」を残して締め。サラッとチナッガイが置かれていましたが、チナは自分を模したガンプラが置かれていることを知っているのでしょうか(笑。


 そんなわけで「GMの逆襲」、とても楽しく見させてもらいました。新機体の出番がもっと欲しい!という気落ちもありますが、キララやミサキも喋ってくれたし、あの頃と変わらぬセイたちのガンプラに、ガンプラバトルにかける情熱が感じられました。何より、大好きな作品のキャラクターたちにまた会えたことが嬉しかったです。ありがとうございました!
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