2010年の映画「シャークトパス」を見ました。
ブルー・ウォーター社と海軍が極秘裏に開発した生物兵器「S-11」。サメとタコの特徴を併せ持ったS-11は完璧に制御され、実験は順調に進んでいるかに思われた。しかしS-11を帰還させる途中でボートと接触、制御装置が外れるというアクシデントが発生。攻撃性が増幅されているS-11は次々に人を襲い、事態を収拾するべくブルー・ウォーター社は元社員のアンディを雇い、S-11の追跡に向かう。
しかしS-11は賢く、加えてスクープ映像を撮ろうとするマスコミにより報道されてしまい、いつしか「シャークトパス」と呼ばれるように・・・
・・・とまぁ、何故か名前だけは知っていたシャークトパスですが、今回初めての視聴となりました。その名のとおりサメの頭部とタコの足を併せ持つシャークトパス。海では素早く動いて墨を吐き、何故か先端が鋭利になっている複数の足を使って獲物を刺し捕らえ、更にはタコの足を使って陸地に上がることも出来る!そして何よりも!鳴き声がガメラ3のイリスっぽい!・・・イリスも触手は沢山ありますし、その先端尖ってた・・・この怪物、いくらかイリス混じってるんじゃないでしょうか(笑。
それはそれとして、基本的に制御にはサメ要素、攻撃にはタコ要素を使っているこのシャークトパスを追うというのがこの物語の主軸なのですが、如何せん主人公であるはずのアンディたちが、前半シャークトパスを追いはするものの空振りに終わってしまっています。追跡装置が中途半端に壊れているため、探知し辛いというのはあるものの、シャークトパスを目撃したという一般人と、彼を取材したマスコミの方が早くシャークトパスを目撃することになるとは思わなかった。しかも次の出現ポイントまで把握してるし。
後にこのマスコミのうち、カメラマンは目の前で犠牲者が出たことをきっかけに、取材に疑問を抱くようになります。そういった心境の変化は見ていて面白かったので、マスコミ側が主役の場合はどう変わったかを見てみたいところでした。
アンディたちはサメを傷つけないようにと命じられているため、迂闊に攻撃は出来ず、鎮静剤などを打とうにも作戦は失敗。そもそもシャークトパスのテリトリーである海中で勝負を挑むってどうなんだ・・・後々シャークトパスをおびき出すために餌を撒き始めるのですが、だったらそれ使って海面付近までおびき出しておけば、いくらか犠牲は減らせたのではと思わざるを得ませんでした。海を知っているという割には、アンディがイマイチ頼りないんですよね・・・
この作品で一番気になった点といえば、ちょいちょい観光映像っぽいのが挟まるところです。あまり事件が起こっていない序盤ならさほど気にならないのですが、その後も場所を移動するたびに必ずといって良いほど何かしらの観光映像、現地ではしゃぐ人々が映ります。それだけなら「平穏な場所で楽しんでいる人々のもとにシャークトパスが!」というハラハラ感があるのでまだ良いのですが、終盤、最終決戦の場でそれをやられると些か気が抜けるといいますか・・・(汗。
とはいえ、上記のカメラマンの心境変化や、強欲なアンディが親友を殺されたのをきっかけに、いくら金を積まれてもシャークトパスを討つという決意が揺るがなかったこと。ヒロインの父親であり、シャークトパスの生け捕りを目標にしていた人物が、娘の危機に自らシャークトパスに向かって発砲するシーン。爆破装置のパスワードが娘の愛称という点に関しては良かったと思います。
良い点もあるんだけれども、所々に物足りなさを感じる映画でもありました。
ブルー・ウォーター社と海軍が極秘裏に開発した生物兵器「S-11」。サメとタコの特徴を併せ持ったS-11は完璧に制御され、実験は順調に進んでいるかに思われた。しかしS-11を帰還させる途中でボートと接触、制御装置が外れるというアクシデントが発生。攻撃性が増幅されているS-11は次々に人を襲い、事態を収拾するべくブルー・ウォーター社は元社員のアンディを雇い、S-11の追跡に向かう。
しかしS-11は賢く、加えてスクープ映像を撮ろうとするマスコミにより報道されてしまい、いつしか「シャークトパス」と呼ばれるように・・・
・・・とまぁ、何故か名前だけは知っていたシャークトパスですが、今回初めての視聴となりました。その名のとおりサメの頭部とタコの足を併せ持つシャークトパス。海では素早く動いて墨を吐き、何故か先端が鋭利になっている複数の足を使って獲物を刺し捕らえ、更にはタコの足を使って陸地に上がることも出来る!そして何よりも!鳴き声がガメラ3のイリスっぽい!・・・イリスも触手は沢山ありますし、その先端尖ってた・・・この怪物、いくらかイリス混じってるんじゃないでしょうか(笑。
それはそれとして、基本的に制御にはサメ要素、攻撃にはタコ要素を使っているこのシャークトパスを追うというのがこの物語の主軸なのですが、如何せん主人公であるはずのアンディたちが、前半シャークトパスを追いはするものの空振りに終わってしまっています。追跡装置が中途半端に壊れているため、探知し辛いというのはあるものの、シャークトパスを目撃したという一般人と、彼を取材したマスコミの方が早くシャークトパスを目撃することになるとは思わなかった。しかも次の出現ポイントまで把握してるし。
後にこのマスコミのうち、カメラマンは目の前で犠牲者が出たことをきっかけに、取材に疑問を抱くようになります。そういった心境の変化は見ていて面白かったので、マスコミ側が主役の場合はどう変わったかを見てみたいところでした。
アンディたちはサメを傷つけないようにと命じられているため、迂闊に攻撃は出来ず、鎮静剤などを打とうにも作戦は失敗。そもそもシャークトパスのテリトリーである海中で勝負を挑むってどうなんだ・・・後々シャークトパスをおびき出すために餌を撒き始めるのですが、だったらそれ使って海面付近までおびき出しておけば、いくらか犠牲は減らせたのではと思わざるを得ませんでした。海を知っているという割には、アンディがイマイチ頼りないんですよね・・・
この作品で一番気になった点といえば、ちょいちょい観光映像っぽいのが挟まるところです。あまり事件が起こっていない序盤ならさほど気にならないのですが、その後も場所を移動するたびに必ずといって良いほど何かしらの観光映像、現地ではしゃぐ人々が映ります。それだけなら「平穏な場所で楽しんでいる人々のもとにシャークトパスが!」というハラハラ感があるのでまだ良いのですが、終盤、最終決戦の場でそれをやられると些か気が抜けるといいますか・・・(汗。
とはいえ、上記のカメラマンの心境変化や、強欲なアンディが親友を殺されたのをきっかけに、いくら金を積まれてもシャークトパスを討つという決意が揺るがなかったこと。ヒロインの父親であり、シャークトパスの生け捕りを目標にしていた人物が、娘の危機に自らシャークトパスに向かって発砲するシーン。爆破装置のパスワードが娘の愛称という点に関しては良かったと思います。
良い点もあるんだけれども、所々に物足りなさを感じる映画でもありました。