オイスターバーで牡蠣のメニューをみると、大概、生産国と牡蠣の名前が載っている。その名前だが、だいたいは産地名のようである。その国の、その地で生産され、その産地の名前がついていれば、分かり易い。だけど、地名でないものもある。牡蠣の種類であったり、商品名的なものであったりもする。それで、なんだか分かりにくくなる。
例えば、アメリカ・ワシントン州産のヨーロピアンフラットというと、生産地はアメリカであるが、牡蠣の種類としては、フランスガキ(フランスヒラガキ)ということになる。
日本産にしても、北海道の厚岸とだけあれば、そうかと思うのだが、「丸えもん」とか「カキえもん」との名前がついて、それぞれに違いがあるとなると、分かりにくくもなる。
それで、もともとの種類にはどのようなものがあるのか、ネット上で調べてみた。
生物学上の分類を度外視すると、主な種類に次のようなものがあった。
・真牡蠣(マガキ)
・住之江牡蠣(スミノエガキ)
・板甫牡蠣(イタボガキ)
・岩牡蠣(イワガキ)
・アメリカガキ(バージニアガキ)
・ポルトガルガキ
・オーストラリアガキ
・ボンベイガキ
・ヨーロッパガキ(ヨーロッパヒラガキ・フランスガキ)
・オリンピアガキ(カンムリガキ)
こんなものなのだろうか。基礎知識として、覚えておこうかと思う。いずれ、ちゃんと調べてみよう。それで、牡蠣がおいしくなるわけではないが。