また、式子内親王の春の歌。
花は散りてその色となくながむればむなしき空に春風ぞ吹く
染井吉野の花は、だいぶ散った。
空に風。
「むなしき空に吹く風」とは・・・・。
時は過ぎ、花は散る。
わたしはながめている。
ながめているのは、こころのうちがわ。
花は散りてその色となくながむればむなしき空に春風ぞ吹く
染井吉野の花は、だいぶ散った。
空に風。
「むなしき空に吹く風」とは・・・・。
時は過ぎ、花は散る。
わたしはながめている。
ながめているのは、こころのうちがわ。
桜の花を見かけない日がない時季だ。
電車の窓から・・・・・・。
たれもみよ吉野の山の嶺つづき雲ぞさくらよ花ぞ白雪
式子内親王の好きな歌のひとつ。
青空をバックにした桜の花は、見た目に美しくても、写真で撮ると暗くなることが多い。
花が蔭になる。グレーになってしまう。
電車の窓から・・・・・・。
たれもみよ吉野の山の嶺つづき雲ぞさくらよ花ぞ白雪
式子内親王の好きな歌のひとつ。
青空をバックにした桜の花は、見た目に美しくても、写真で撮ると暗くなることが多い。
花が蔭になる。グレーになってしまう。
たれもみよ吉野の山の嶺つづき雲ぞさくらよ花ぞ白雪
式子内親王が、こう詠んだとき、その桜は、山桜。
今の日本、もうすぐ本格的な桜の季節がやってくる。
こう言うときの桜は、染井吉野。
その染井吉野。
江戸末期以降の桜。
日本の西欧化とともにあった桜。
桜の「雲か霞か」と言うイメージを押し進めたのが染井吉野。
式子内親王が、こう詠んだとき、その桜は、山桜。
今の日本、もうすぐ本格的な桜の季節がやってくる。
こう言うときの桜は、染井吉野。
その染井吉野。
江戸末期以降の桜。
日本の西欧化とともにあった桜。
桜の「雲か霞か」と言うイメージを押し進めたのが染井吉野。
花びらが白くておおきい。
萼片の緑色が花の中心に透けて見える。
大島桜だろうか、
緑の葉が出ていれば、そうなのだろう。
だけど、これは若葉が赤い。
ただ、赤い場合もあるし、雑種もあるという。
山桜と言うこともと思うが、
このあたりの山桜が花をつけるのは、
もう少ししてからでなかったろうか。
萼片の緑色が花の中心に透けて見える。
大島桜だろうか、
緑の葉が出ていれば、そうなのだろう。
だけど、これは若葉が赤い。
ただ、赤い場合もあるし、雑種もあるという。
山桜と言うこともと思うが、
このあたりの山桜が花をつけるのは、
もう少ししてからでなかったろうか。
サクラの花を見かけるようになった。
この前、早咲きのオカメ。
そして今日、少し早めのオオカンザクラと見た。
もうすぐ、ソメイヨシノの花がいっせいに咲き出す。
先日、春のサクラじゃないけど、ジュウガツザクラの花も見た。
花としては、ちいさく可憐なジュウガツザクラがいいな。
この先いいのは、江戸彼岸の姥桜。
紅色の枝垂れなんかがいいな。
この前、早咲きのオカメ。
そして今日、少し早めのオオカンザクラと見た。
もうすぐ、ソメイヨシノの花がいっせいに咲き出す。
先日、春のサクラじゃないけど、ジュウガツザクラの花も見た。
花としては、ちいさく可憐なジュウガツザクラがいいな。
この先いいのは、江戸彼岸の姥桜。
紅色の枝垂れなんかがいいな。
上野の森美術館での龜甲展、いにしへの文字の書である。
知り合いから案内をもらい、観に行った。
その知り合いは、「慶雲興」と書いた作品を出していた。
「お祝いに送れるような書ですね」と言うと、
本人から、「良き時代の訪れを願って」との返事。
その帰り、上野公園内で十月桜の花を見た。
昨日は、オカメ、今日は十月桜と二日続きの桜。
どちらの桜も、豆桜がからんでいる。
十月桜は、豆桜と江戸彼岸が関与したとされている。
花期は、十月頃から、年をこして、春まで。
通常の春の桜ではない。
赤坂見附交差点の桜も、この種だったと思う。
そう言えば、ついこの前、見かけて、
「や、咲いてるな」と思って、通り過ぎていた。
知り合いから案内をもらい、観に行った。
その知り合いは、「慶雲興」と書いた作品を出していた。
「お祝いに送れるような書ですね」と言うと、
本人から、「良き時代の訪れを願って」との返事。
その帰り、上野公園内で十月桜の花を見た。
昨日は、オカメ、今日は十月桜と二日続きの桜。
どちらの桜も、豆桜がからんでいる。
十月桜は、豆桜と江戸彼岸が関与したとされている。
花期は、十月頃から、年をこして、春まで。
通常の春の桜ではない。
赤坂見附交差点の桜も、この種だったと思う。
そう言えば、ついこの前、見かけて、
「や、咲いてるな」と思って、通り過ぎていた。
窓のそと
風にのってヒラヒラと白いもの
桜の花びら
近くの公園からだろう
あそこは小学校の跡地
かつて
そこには少年少女の声
桜の季節
いつまでも続くわけではない
時は過ぎる
便りが途絶えている友
少年時代をともに過ごした友
生きているのだろうか
既に多くの友が
この世にいない
あいつは手紙で
小学校の桜のことを書いていた
風にのってヒラヒラと白いもの
桜の花びら
近くの公園からだろう
あそこは小学校の跡地
かつて
そこには少年少女の声
桜の季節
いつまでも続くわけではない
時は過ぎる
便りが途絶えている友
少年時代をともに過ごした友
生きているのだろうか
既に多くの友が
この世にいない
あいつは手紙で
小学校の桜のことを書いていた