令法の白い花

2012-06-29 | 【樹木】ETC
 もうすぐ七月、毎朝見かけるもの。
 リョウブ(令法)の穂状の白い花。
 窓の外の柿の木の葉。鳥がきているようで、揺れる枝葉。
 トマトの青い実・・・・・。
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天女と龍神

2012-06-29 | 【断想】ETC
 近く、「竹に生るる鶯の」竹生島に行く予定。
 それで、謡曲「竹生島」を読んだ。
 「江州竹生島の明神は、霊神にて御座候」とのこと。
 後段につぎの情景がしめされる。
 音楽と天女の舞:「その時虚空に音楽聞え、花ふりくだる春の夜の、月にかがやく少女の袂、かへすがへすも面白や」
 そして、龍神の飛翔:「龍神湖上に出現して、光もかがやく金銀珠玉を、彼のまれびとに、捧ぐるけしき・・・・龍神はすなはち湖水に飛行して、浪を蹴立て水を返して、天地に群がる大蛇のかたち・・・」 
 さて、天女の舞を見られるか、楽しみだな。
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Y君のこと

2012-06-28 | 【断想】ETC
 性に目覚める前。
 色恋による煩いのない少年時代。
 男にとっては、至福の時とも言える。 
 当然、色恋の楽しみもかけがえのないものだが。
 そして、老いては、色恋は元気のもとともなる。
 肉体の元気に直結しているようにも感じる。
 さて、男の中で、「いい奴だな」と思わせる人には共通したところがある。
 俺の勝手な思いかも知れぬが、「いい奴」には、純真な少年のおもかげがある。
 そして、だいたい早死にである。
 「いい奴」の印象を残すには、早死にした方がいいとも言える。
 もう、多くの友人が他界した。
 YやI、とても「いい奴」だった。
 Yは、木造の潜水艦を造り、それに乗り込み、池だかプールに乗り出したのはいいが、潜水艦から、脱出できなくなり、溺れ、死にかかったと言っていた。
 とても楽しそうだった。
 禁漁の魚を捕まえたり、禁止の手段で一気に魚を大量に捕まえたこと。
 馬や犬と仲良くしたこと。
 熱帯魚の世話。
 自前のスピーカーなどを造ったこと。
 亡くなる少し前には、インドからバイクを取り寄せ中と言っていた。
 多趣味だった。どれもこれも楽しそうだった。
 いずれも、色恋と関係なく、少年のおもかげただようあれこれ。
 仕事では、Nさんにつかえていたが、気心があっていたようだ。
 動物どうしとして相性がよかったのでないか。
 こまごました仕事そのものは、面白くなく、無理をしたのでないか。
 俺のように、いい加減ではなかった。
 Yは、元旦に亡くなった。そして、葬儀が故郷で行われた。
 そのため、友人たちもお別れの機会を得られない者も多かった。
 それで、その後7年ばかり、「春に想う集い」と称して、友人たちが集まり、彼を偲んだ。この間に、鬼籍に入る友人も増えた。Yの友人でもあった一人は、不審な死を遂げたりした。いろんな状況変化があり、ここ2年、「集い」はやっていない。
 彼が、楽しそうに、少年時代のことを話していた姿が思い出される。
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青苔衣をおびて

2012-06-28 | 【断想】ETC
 謡曲「白楽天」より。
 訪日した白楽天の詩。
  青苔衣をおびて巌の肩にかかり
  白雲帯に似て山の腰を廻る
 これに対しての和歌。
  苔衣著たる巌はさもなくて衣著ぬ山の帯をするかな
 青苔(せいたい)、青い苔・・・どちらがいいか・・・・時に応じて。
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移動中の蛇

2012-06-25 | 【断想】蛇
 昨日、蛇を見かけた。
 丘のうえから、低地への移動中のようであった。
 前にも、そのあたりで蛇を見た。
 丘のうえには、蛇の食べ物が少ないはず。
 どうしてこんなところにいるのかなと思ったりした。
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あすのなぐさめ

2012-06-22 | 【断想】ETC
 花もみな夜更くる風に散りぬらん何をか明日のなぐさめにせん(和泉式部)
 時の流れのうちに、ながく親しんだもの、愛でたものも消えていく。
 花も散る。
 亡くなる友人もある。
 美女たちも老いていく。
 当然、おのれも衰えていく。
 それなりに、あたらしい楽しみを見つけていくしかない。
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忘れられぬ世の中のこと

2012-06-21 | 【断想】ETC
 和泉式部の歌二首。
  野辺に出でて花見る程の心にもつゆ忘られぬものは世の中
  もの思へばしづ心なき世の中にのどかにも降る雨のうちかな
 とかくわずらわしいことは多く、心おだやかならざる日々。
 せめて、この季節、紫陽花の花の彩りに、しばし佇むことが救いとなる。
 木々の香りに足をとめることも大切。
 そのとき、束の間、世の中のことを忘れる。  
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ながめせしまに

2012-06-18 | 【樹木】ETC
 朝、ほととぎすの声を聞く
 雨に濡れた紫陽花の花を見る
 今年も半分が過ぎようとしている
 年が明けたらと思っていた友とも会わぬまま
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漂う雲をよそに

2012-06-15 | 【断想】ETC
 なにするでなく流れる雲を眺める時も人には大切。
 そんな時、亡き友のこと、愛する人のことも思うもの。
 来し方行く末のことも。
  いつまでか煙とならで 風吹けば 漂う雲をよそに眺めん(和泉式部)
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かたがたに漂う雲と

2012-06-14 | 【断想】ETC
 年齢のせいで、亡くなる友人、仕事の一線から引いた友人が増えてきた。
 それで、顔をあわす機会も減ってきた。寂しい限りだ。
 われも友も、いずれ、みんな、・・・・・・。
  近くみる ひともわが身も 方々に 漂う雲と ならんとすらん(和泉式部) 
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