躑躅より虹

2010-05-03 | 【樹木】躑躅
 神奈川県立あいかわ公園でつつじまつり。
 東京・青梅の塩船観音でつつじまつり。
 そんな季節である。
 出かけてみたが、まだ、一番の盛りとは言えなかった。
 あいかわ公園では、近くの宮ヶ瀬ダムの放水、その時の水しぶきに架かる虹の方が印象に残った。
 ツツジを見に出かけて、虹を見た。
 写真は、キシツツジ。

ドウダンツツジの紅葉

2009-11-30 | 【樹木】躑躅
 御岳山のケーブルカーに乗った。
 その途中に、ドウダンツツジが葉を染めていた。
 ガイドの爺さんが言った。
 「下を御覧下さい。毎年、秋には、その紅葉を楽しみにしております」と。
 そう言われて、改めて、秋のドウダンツツジを眺めることになった。
 結構、あちこちに見かけられる。
 その紅には、明るさがあってなんとも美しい。

躑躅の庭を歩く

2009-05-02 | 【樹木】躑躅
 いわゆるツツジ(躑躅)だが、ともかく種類が多い。
 自然なものも多いが、園芸品社はもっと多い。
 ツツジ科ツツジ属には、800種ほどあるという。
 手元の図鑑にも、30種以上が紹介されている。
 とても覚えられないなとため息がでる。
 某書に、次のようにあった。
 いくらか救われた気分である。
 「・・・・葉に先立って紫色の花をつけるミツバツツジ、公園や庭園などに用いられるキリシマツツジ、クルメツツジ、ヒラドツツジなどの名前くらいは知っておこう。・・・・・」
 ツツジの庭園で有名な「塩船観音寺」を歩いた。
 ※某書とは、淡交社 の「新版 身近な樹木ウォッチング」。

躑躅の蕾ができる時季

2009-04-23 | 【樹木】躑躅
 住まいから見下ろせる小公園のツツジ(躑躅)が、今年はほとんど花をつけていない。毎年、目を愉しませてくれるのに残念だ。
 恐らく、時季を誤って剪定したのだろう。ツツジの蕾は、花の終わりの頃にでき出すという。よって、次年に美しい花をいっぱい咲かせようと思って、剪定をするなら、前年の花の終わり頃にはした方がいいと言うことになる。
 ツツジだけのことではないが、花木の剪定は、蕾の出来る時期などに注意が必要である。蕾が早くでき出す植物も多いのだ。

春のはじめの三葉躑躅

2009-04-12 | 【樹木】躑躅
 普通、ツツジの開花期は4~5月、サツキは5~6月。
 しかし、あまり厳密なものではないようで、住まいの前の公園のツツジは、一部、花をつけている。
 ツツジ科のうち、まっさきに花をつけるのはミツバツツジ(三葉躑躅)。
 その開花期は、3~4月。
 染井吉野と同じで、葉に先立って花が咲く。
 春本番前の野に目立つ。
 葉は、三枚づつ輪生するので、ミツバツツジ。
 写真は、昨日撮ったものである。

生育地とミツバツツジ

2007-05-13 | 【樹木】躑躅
 ツツジというのは、種類が多くて、とても名前も憶えられそうにない。ツツジ属のもので、700~800種。日本に自生するのも40種をこえるという。それに、園芸・交配種もやたら多い。
 もともと山地に生育し、葉が枝先に3枚輪生するするミツバツツジ。そのミツバツツジは関東、東海、近畿に生育する。そして、関西に多いというコバノミツバツツジ(小葉三葉躑躅)、宮城から三重の本州東部のトウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)、その範囲がもっと狭いキヨスミミツバツツジ(清澄三葉躑躅)、山形以南の日本海側、九州、四国のサイゴクミツバツツジ(西国三葉躑躅)、日本南部の特定地域のトサノミツバツツジ(土佐三葉躑躅)というような具合だ。
 以上、せめてミツバツツジのことを知りたいと思った次第だ。要するに、温帯域に生育し、一口にミツバツツジといっても、地域によって違いがあって、それぞれ名前がついているということだなと。

あれこれツツジ

2007-05-10 | 【樹木】躑躅
 ツツジの園芸品種でよく知られているのが、ヒラドツツジ(平戸躑躅)とクルメツツジ(久留米躑躅)。その名が示すように、長崎の平戸、福岡の久留米で栽培されつくられてきたものである。オオムラサキというのは、ヒラドツツジと総称されるもののなかの一品種。
 自生種で、知られているのは、ヤマツツジ、キリシマツツジ、サツキ、レンゲツツジ、ミヤマキリシマ、ムラサキヤシオ(ミヤマツツジ)、ミツバツツジ等。サツキを筆頭に、それぞれに園芸品種があったりして、次第にどれがどれだか分からなくなってくる。
 以上にあげた基本的なツツジすら、しっかり見分けられるようになれるだろうか。難しそうだ。

嫌われるツツジ

2007-05-08 | 【樹木】躑躅
 ツツジ科ツツジ属にシャクナゲがある。ヒマラヤ中腹の春、シャクナゲ類の花が群れ咲き、それは美しいという。しかし、現地の人たちは、その花の美しさにはまるで関心がなく、むしろ嫌っているということである。決して、庭木などにはしないそうだ。
 何故なら、その葉には毒があり、ヤクなどが食べないために、野にはびこり、折角の牧草地のやっかいものになっているのだそうだ。花の蜜に有毒のものもあり、蜂蜜を食べるときに気をつけなくてはいけないそうだ。
 花の美への感覚も、地域によって異なるということだ。
 日本でも、高原に咲くレンゲツツジは、葉が有毒なため、牛や馬が食べず、放牧地などで繁茂するそうだ。日当たり、明るいところが好きなようで、白樺林などに群生するということである。牧畜を営む人たちには嫌われているのだろうか。

「つつじの森の満開の下」

2007-05-05 | 【樹木】躑躅
 青梅の塩船観音、越生の五大尊と続けざまにつつじ園に足を運んだ。ちょうどシーズンで、両園とも人でにぎわっていた。
 五大尊つつじ公園に行ったのは初めてだった。樹齢300年を超す大きな古木もあり、つつじの花の下を歩いた。つつじの花の下を歩くのは、数年前、館林のつつじヶ岡公園以来のことだった。
 つつじというと、地に接してこんもりとというのが、一般的だが、古く大きくなると立派な樹木である。それで、花の下を歩くことも出来る。梅や桜とは、感興は異なるが。

パイプのくわえ心地

2007-01-23 | 【樹木】躑躅
 パイプには、実にさまざまな形がある。その木部(ボウル部分)、吸い口(マウスピース)にも。見た目にいいと思っても、実際にくわえてみるとしっくりこないということがある。私は、パイプについてあれこれ語るほどの愛好者ではないので、おこがましいが、いかなるパイプを自分のパイプにするかについては、その人の歯の噛み合わせが大きな要因ではないかと思っている。
 私は、吸い口がゆるいカーブをなし、ボウルがブルドック型のベント・ローデシアン・サドルがいい。くわえたときのボウルの位置、角度が落ち着くのである。