学生時代、赤城方面に一人で出かけたとき、宿泊地の近くに、白樺(シラカンバ)の林があった。光あふれる明るい林に、白い樹皮のシラカンバが、すっきり立って空に枝を伸ばしており、美しかった。カバノキ科カバノキ属の落葉高木である。
広く人気の高い木でもある。リゾート地、高原の木というイメージがある。人間の気持ちがリラックスしているときに見ることの多い木であるからか。
実際、すがすがしいリゾート地などに多く、日本では、静岡以北の木である。また、陽樹と言われ、白樺林は明るさをともなう。照葉常緑樹林のもつ暗さがない。
そうであるのは、シラカンバは、山火事など植生破壊があった更地にいち早く生えてくる先駆植物であるからである。もともと明るいところに生えるのである。
成長は速い。それだけに、寿命は短い。20年くらいである。ほとんど一代で終わりと言う。幹周り1メートル、樹高20~30メートルにもなるが、大きくなると幹の中に腐朽が生じることが多いそうだ。風による倒木も多いという。
先駆的で薄命。生き急ぎタイプである。このようなところにも好かれる原因はあるのだろうか。
美しきスオミの国・フィンランドの「国の木」とも聞く。
広く人気の高い木でもある。リゾート地、高原の木というイメージがある。人間の気持ちがリラックスしているときに見ることの多い木であるからか。
実際、すがすがしいリゾート地などに多く、日本では、静岡以北の木である。また、陽樹と言われ、白樺林は明るさをともなう。照葉常緑樹林のもつ暗さがない。
そうであるのは、シラカンバは、山火事など植生破壊があった更地にいち早く生えてくる先駆植物であるからである。もともと明るいところに生えるのである。
成長は速い。それだけに、寿命は短い。20年くらいである。ほとんど一代で終わりと言う。幹周り1メートル、樹高20~30メートルにもなるが、大きくなると幹の中に腐朽が生じることが多いそうだ。風による倒木も多いという。
先駆的で薄命。生き急ぎタイプである。このようなところにも好かれる原因はあるのだろうか。
美しきスオミの国・フィンランドの「国の木」とも聞く。