マのチェロ

2019-04-30 | 【断想】音楽
 ラフマニノフの「チェロ・ソナタ ト短調 op.19」。
 その第3楽章を聞く。
 ヨーヨー・マのチェロ。
 ピアノがウェイトを占める曲。
 ヨーヨー・マならでは、チェロのよさ。
 美しい曲である。
 SONY盤。

“フランス組曲第5番”

2019-04-29 | 【断想】音楽
 J.S.バッハの「フランス組曲」第5番を聞く。
 6番ある中で、最も美しいと言われる曲である。
 ヘルムート・ヴァルハのチェンバロで。
 ここのところ、グールドのピアノで何回か聞いてきた。
 ヴァルハのチェンバロでもと思っていた。
 定評がある盤で、なかなかいい。
 音がクリアで、きれいだ。
 EMI盤で、2枚組になっている。
 オルガン曲を集めてあったところに混じっていた。
 1.アルマンド
 2.クーラント
 3.サラバンド
 4.ガヴォット
 5.ブレー
 6.ルール
 7.ジーグ

休日の朝に

2019-04-29 | 【断想】音楽
 休みの日の朝食のBGMには、こういうのもいいかな。
 すがすがしいところがある。
 ヘンデルのフルート・ソナタ集の「ハレ・ソナタ第1番」から順に。
 第2番、第3番、そして、ソナタホ短調、ニ長調。
 ウィリアム・ベネット:フルート
 ニコラス・クレーマー:チェンバロ
 デニス・ヴィゲィ:チェロ
 アカデミー室内アンサンブル
 PHILIPS盤。

“さくらさくら”

2019-04-28 | 【断想】音楽
 日本とアイルランドのトラディショナル・メロディーを聴く。
 ヨーヨー・マのチェロによる演奏である。
 日本のは、「さくらさくら」。
 間宮芳生の編曲・指揮で、チェンバロ、日本音楽集団による。
 アイルランドのは、「アイルランドの緑の木立・赤い丘の花」。
 ヴァイオリンやコントラバスとともに。
 いずれも、「ポートレート オブ ヨーヨー・マ」というCDアルバム。
 SONY盤である。
 くつろぎのひとときをもたらしてくれる、チェロの深くなめらかな音。

スペインのピアノは・・・

2019-04-27 | 【断想】音楽
 そうなのだ。
 アリシア・デ・ラローチャのピアノを聞こうという気持ちが、発端だった。
 先日、モンポウの「内なる印象」をラローチャのピアノで聞いた。
 そして、やはり、スペインの作曲家のピアノ作品は、ラローチャがいいと思った。
 そういうことなのだ。
 今夜は、就寝前に、ファリャの「4つのスペイン小品」を。
 アラゴネーサ、クバーナ、モンタニューサ、アンダル-サの4つである。
 ここのところ、バッハのクラヴサン作品に接してきた。
 ピアノという楽器がまだ登場していない時代の作品。
 ファリャのピアノ作品を聞いて、その美しさ、色彩感の違いには歴然とした差がある。

スペインの静かな夜

2019-04-27 | 【断想】音楽
 休日の夕暮れ。
 明日もやすみ。
 ファリャの「スペインの庭の夜」を聞く。
 よき時間だ。
 気持ちを美しくしてくれる。
 以下の3楽章。
 1.ヘネラリーフェにて
 2.はるかな踊り
 3.コルドバの山の庭にて
 アリシア・ラローチャが、ピアノを弾く。
 それを、改めて聞きたかった。
 ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ
 ラファエル・ブリューベック・ブルゴス:指揮 
 DECCA盤。
 すばらしいな。
 しみこんでくるな。
 友のことが、思い浮かぶ。
 俺にとって、愉しかった時のこと。

やっぱりお洒落

2019-04-27 | 【断想】音楽
 ファリャの「クラヴサン協奏曲」を今日の午前と異なる演奏者たちで聞く。
 Rafael.RPuyana::チェンバロ
 David.Sandeman:フルート
 Neil.Blacn:オーボエ
 Thea.King:クラリネット
 Raymond Cohen:ヴァイオリン
 erence Weill:チェロ
 Sir.Charles Mackerras:指揮
 PHILIPS盤。
 おもしろいな。
 いいな、やっぱり。
 ファリャは、フランスで誰に教わったんだったっけな。

お洒落れだね・・・

2019-04-27 | 【断想】音楽
 ファリャの「クラヴサン協奏曲」を聞く。
 クラブサンとフルート、オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、チェロによる演奏、3楽章で構成されている。
 クラブサンは、ジョン・コンスタブルのハープシコード。
 ロンドン・シンフォエッタ/サイモン・ラトル:指揮/LONDON盤
 すごくお洒落な感じがする曲だ。
 とても、気に入った。
 別の演奏でも聞いてみたいな。

自己充足の果実

2019-04-23 | 【断想】ETC
 エピクロスの「断片」に、次のような言葉がある。
 「自己充足の最大の果実は自由である」(出隆・岩崎允胤訳)
 満足を他人との比較の中にばかりに求めると、せせこましいことになる。
 みみっちい競争にとらわれ、そこから逃れられなくなる。
 自分自身の中で、満ち足りることができれば、ちまちました競争から自由になる。

“フーガの技法”

2019-04-21 | 【断想】音楽
 J.S.バッハのこの曲は、ひとつの主題によるフーガ18曲から成っている。
 この曲集に楽器の指定は無い。
 演奏の順序も指定が無い。
 よって、さまざまに演奏されている。
 これをヘルムート・ヴァルヒャのオルガンで聞く。
 ARCHIV盤。
 全部を聞くと、時間がかかる。半分ほど聞いた。
 途中、チェンバロを含む弦楽器及びリコーダーによる演奏のものの一部を聞いた。
 弦楽は、曲がぼやける感じがした。

“内なる印象”

2019-04-20 | 【断想】音楽
 フェデリコ・モンポウの初期の作品「内なる印象」をアリシア・デ・ラローチャのピアノで聞く。LONDON盤。
 9つの小品でなっている。
 「哀歌」が4つ、そして「悲しい鳥」、「小舟」、「ゆりかご」、「秘密」、「ジプシー」。
 気持ちがやさしく、柔らかくなる曲である。
 喧嘩、戦いからは、遠いところ。

「瘋癲老人日記」

2019-04-18 | 読書
 久しぶりに、小説を読んだ。
 谷崎潤一郎の「瘋癲老人日記」。
 前に読んだのは、半世紀近く前か。
 老人の記す日記がとぎれたあと、看護婦の看護記録があって、その中に、精神科医の意見と言うことで、主人公について、次のようにある。
 「・・・・老人の病気は異常性慾と云うべきもので、目下の状態では精神病とは云えない、ただこの患者には情慾が常に必要であって、それがこの老人の命の支えとなっていることを考えると、それに適応する取り扱いをしてあげなければいけない、・・・・」
 情慾が命の支えになっているという見解、そんなものなんだよな。