白梅にあくる

2013-02-28 | 【樹木】梅
 いつの間にか、梅の花の季節となった。
 梅というと、蕪村の一句が思い浮かぶ。
 これまで何度も取り上げたが、ここに記す。
 死をまえにして、人はどうあるのがいいのかと。
  しら梅に明る夜ばかりとなりにけり

 昨年12月に総選挙があった。
 その1ヶ月後に、ブログへの記事を再開。
 1月が過ぎ、2月が終わろうとしている。
 この間、ブログの記事を毎日送った。
 このブログは、樹木のことをメインにしている。
 ここのところ、新知識の吸収もなく、内容は停滞。
 明日から、あたらしい状況に身を置く。
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ばらまかれた宝石

2013-02-27 | 【草花】ETC
 昼、道ばたにコバルトブルーの花を見る。
 ばらまかれた宝石のように美しい。
 ゴマノハグサ科のオオイヌノフグリだ。
 そして、白梅の花と香りを愉しむ。
 メジロが二羽、蜜を吸っていた。
 夜、空に丸い月を見る。
 雲が流れていた。
 月は浮遊し、どこかへ飛んでいってしまうかのようだった。
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暮れるともなく

2013-02-26 | 【断想】ETC
  暮れるともなく暮れる
  心の春
 西脇順三郎の「旅人かへらず」の一四である。
 衰えてきたかも知れないが、そんなつもりではない。
 気持ちは青年のまま、とても自覚できない。
 環境変化でひとつの可能性が消えかかる恋の終わり。
 身体が暮れると心も暮れるということかなあ。
 どきりとする。
 「何か変わったわね」
 女の声がする。
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すがすがしい松林

2013-02-25 | 【樹木】ETC
 ヒマラヤ杉(ヒマラヤシーダー)の間を歩く。
 名前に杉とあるが、マツ科に属する樹木である。
 松林というのは、香りをふくめすがすがしさがある。
 松葉を踏む感じというのもいい。
 ヒマラヤ原産で、寒さには強いのかと思うとそうでもないらしい。
 日本では、北海道では育たないという。
 いずれにしろ、ひとの気持ちをはればれさせる力を持っているように思う。
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紅梅の声

2013-02-25 | 【樹木】梅
 紅梅や謡の中の死者のこゑ(宇佐美魚目)
 能には、それがあたりまえのように、亡霊が登場する。
 その謡うところ、うったえるところには、狂おしいものがある。
 その声のぬしに、白梅のイメージはわかぬ。
 紅い紅い血のような、それでいて褪せたところがある紅梅か。
 謡曲「実盛」より。
 魂は冥途にありながら、魄は此世にどどまりて・・・・・。
 あなむざんやな、・・・・。
 終に首をば掻き落されて・・・・。
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仏の座

2013-02-24 | 【草花】ETC
 石垣にホトケノザを見つける。
 「せりなずな御形はこべら仏の座すずなすずしろこれぞ七草」と歌によまれた春の七草のひとつ、キク科で食用になる。
 葉は仏の台座が連想される丸型。
 茎の上部の葉は、半円形をなし、茎を抱くかのさま。
 よだれかけのようとも言われる。
 花は、細身、なで肩の仏というところか。
 赤紫色をした舌状花、つき出した唇とも表現される。
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うたて匂いの

2013-02-24 | 【樹木】梅
 梅の花が咲いていた。
 それに気づき、眺めることができた。
 風はまだ冷たいが、なんとめぐまれたことよ。
 梅の花に、恋の思い出はありますか。
 梅にちなんで、式子内親王の歌をひとつ。
 むめの花こひしきことの色ぞそふうたて匂ひのきえぬころもに
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枯葉と花の満作

2013-02-23 | 【樹木】ETC
 天気がよくて、散歩。
 花をつけだした梅や満作、福寿草等を見、ギンナン茶なるものを飲んで帰った。
 見かけた満作で思い出した。
 花が咲いても、枯葉をつけたままのは、支邦満作(シナマンサク)という種類だったと。
 以前、このような植物に関する事柄をかなりチェックしていたのだが、最近はさっぱりだ。
 知識があると、木々を見ながらの散歩が楽しくなる。
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それぞれの梅

2013-02-23 | 【樹木】梅
 梅の花がつき出している。
 陽あたりのいいところからだ。
 住まいの窓のそとの梅はまだ蕾。
 いずれ咲く。
 陽あたりのいい道を歩める人。
 苦難が宿命となっている人。
 それぞれである。
 今日は天気がいい。
 外へ出かけよう。
 梅の花のつき具合でもみようではないか。
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Spirits Rejoice

2013-02-22 | 【断想】音楽
 久し振りに、アルバート・アイラーのCDを聴く。
 Spirits RejoiceやHoly Family。
 20代の俺は、なにがしかの救いをひたすら求めていた。
 それゆえに、ことさら、アイラーの音が胸にしみ込んだのだろう。
 何故、いま、アイラーを聴いたか。
 時間があるから、そして、転機にあるからだ。
 自分の心底にあるものをしっかり自覚したいと・・・。
 音楽は、わすれていたものをも呼び起こす。
 それは、楽しいこととは言えないのだが。
 だからこそ、アイラーも「楽しくやりたい」と言っているようなんだ。
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もうすぐ梅の花だよ

2013-02-21 | 【樹木】梅
 花ひらくときが心待ちになる季節がやってきた。
 香りに、それを気づきかせもする梅の木である。
 今日、近づいて、見ると、蕾がふくらんでいた。
 あいつも生きていれば、梅の花を愉しめたのに。
 何が君をかりたて、死神を招いてしまったのか。
 俺はさみしいぞ。
 式子内親王の歌。
  色つぼむ梅の木の間の夕月夜春の光を見せそむるかな
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ブルーな夜の木

2013-02-20 | 【樹木】ETC
 犀川のほとりに生えていた。
 ごく普通の桜の木。
 だけど記憶にしっかり残っている。
 それは二度とかえらぬ日。
 失われたもの。
 哀しい。
 さやるせなさがつのる。
 今どうなっているかはどうでもよくて。
 ブルーな夜に思う。
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早春の黄色

2013-02-19 | 【樹木】ETC
 臘梅、福寿草、その花は黄色。
 もうひとつ、満作の花も黄色。
 春のはじめに黄色の花が多い理由について、誰かの本で読んだような気がする。よく思い出せない。
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福にして寿

2013-02-18 | 【草花】ETC
 福寿草とは、めでたい名前。
 太陽に向かって花をひらく。
 黄色い花びらのうちに陽の熱をためる。
 そして、陽が陰れば花を閉じる。
 皆、生きるためのすべをもつ。
 欧州の福寿草の花は赤色が普通。
 日本にも秩父紅という赤いのがある。
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火止山の臘梅

2013-02-17 | 【樹木】ETC
 長瀞の宝登山(ほどさん)。
 古くは、火止山(ほどさん)とのこと。
 これは、日本武尊の東征での出来事に発する。
 山火事に遭った折、巨きな山犬が現れて、日本武尊を救ったとか。
 この山犬とは、狼のことと言える。
 同様の言い伝えは、秩父だけではない。
 奥多摩の高尾山や御岳山にもある。
 今の季節、宝登山は、臘梅を見にくる人で賑わう。
 山頂へのロープウェイの麓駅での本日の表示。
 「西ロウバイ園は見頃、東ロウバイ園は4~5分咲き」と。
 宝登山の臘梅の本数は、東京、千葉、埼玉、神奈川のなかでは、他を圧して一番。
 寒風に頬を冷たくしながら、臘梅の花を見るのもいい。
 透明感のある花びらは、君のこころもきれいにしてくれることであろう。
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