ひとつき

　夜空の月を見た
　ひとつき経った
　いくつものことができた

垣通し

　シソ科
　春の日
　伸びて
　そこに
　とどく

そういうこと

　トータルに見て、客観的に見て、
　運がいいか、恵まれているか、
　それは分からぬが、
　いまこうして、生きてあることを
　何かに感謝したい。
　そう思えることをもって、よしとしたい。

明るい林

　武蔵野の雑木林を初めて見たのは秋の終わり。
　それは、金沢で見ていた林と違って明るかった。
　いいなあと感じた。

夢は生

　式子内親王の歌。
　はじめなき夢を夢ともしらずしてこのをはりにやさめはてぬべき
　つかのまのやみもうつつもまだしらず夢よりゆめにまよひぬる哉
　去年２月にみた夢を覚えている。
　今年４月にみた夢を覚えている。
　これは、わたしの普通の夢。
　さて、内親王の夢、それはわたしたちの生。
　内親王の生。夢は生。

春ぞへにける

　式子内親王の歌が好きだ。
　はかなくてすぎにしかたをかぞふれば花に物思ふ春ぞへにける
　今はまだ春
　この季節のうちに
　と思う

予感

　静かな朝。
　何かが吹っ切れている。
　リフレッシュ感を覚える。
　新しいステージのはじまりの予感。

それだけの人

政治の世界に
頑張りますから応援してください
それだけの人が増えた
もともとこれと言った思想信条を
持ってはいない
そんなことで
幾ばくかの風で吹きだまりへ

ブルームーン

３１日、３月になって２回目の満月。
色は、青くはないが、ブルームーンと呼ばれるそうだ。
花鳥風月をめでる「満月の君」も見上げているだろうか。