デクスター・ゴードンのアルバムには、煙草をくゆらす彼の写真をジャケットに使ったものが何枚かある。
これも、そうである。
「デクスター・ゴードン/ララバイ・オブ・バードランド/1967,1977/IMC」
デクスター・ゴードンは、1962年に渡欧、長らくコペンハーゲンで過ごした。
このCDには、8曲収録されているが、このうち2曲(収録曲の7&8)が、その時期に録音されたものである。
演奏しているのは、以下の顔ぶれである。
アメリカからヨーロッパに渡り、帰米することのなかったケニー・ドリューが一緒だ。
デクスター・ゴードン(ts)
ケニー・ドリュー(p)
ニールス・ペデルセン(b)
アルバート・ヒース(ds)
デクスター・ゴードンは、1976年に帰米。
残り6曲は、ニューヨークでの録音である。
その演奏メンバー。
デクスター・ゴードン(ts,ss)
ライオネル・ハンプトン(vib)
ハンク・ジョーンズ(p)
バッキー・ピザレリ(g)
ジョージ・デュビビエ(b)
オリバー・ジャクソン(ds)
キャンディード(cog)
〈収録曲〉
1.キュート
2.バードランドの子守唄
3.アイ・シュッド・ケア
4.セブン・カム・イレヴン
5.ブルース・フォー・ゲイツ
6.木の葉の子守唄
7.身も心も
8.ソニームーン・フォー・トゥー
このアルバムには、ララバイ(子守唄)が2曲。
よく耳にするスタンダード・ナンバーである。
聞いていて眠くなることはない。
STEVE LACY スティーヴ・レイシー
STRAIGHT HORN OF STEVE LACY:ストレートホーン・オブ・スティーヴ・レイシー
(1961 SOLID、CANDID)
〈パーソネル〉
スティーヴ・レイシー(ss)
チャールズ・デイヴィス (baritone sax)
ジョン・オー(b)
ロイ・ヘインズ(ds)
〈収録曲〉
1.ルイーズ(セシル・テイラー)
2.イントロスペクション(セロニアス・モンク)
3.ドナ・リー(チャーリー・パーカー)
4.プレイド・トゥワイス(セロニアス・モンク)
5.エアー(セシル・テイラー)
6.クリス・クロス(セロニアス・モンク)
〈コレクション・アルバム〉
スティーブ・レイシーを聞いて、特別いいと感じたことがない。
しかし、何十年も前に買ったLPが、5枚ある。
どうしてだろうか。
以下、わたしの棚にあるアルバムである。
●1958 リフレクションズ:Reflections (Prestige) ※モンクの曲の編曲集
●1960 ザ・ストレート・ホーン・オブ・スティーヴ・レイシー:The Straight Horn of Steve Lacy (Candid)
●1966 森と動物園:The Forest and the Zoo (ESP) ※ブエノスアイレスにおけるライブ)
●1975 スタッブス:Stabs (FMP)
●1977-78 スタンプス:Stamps (HarHut) ※CD 2枚組、スイスのヴィリザウにおけるライヴとパリにおけるライブの組み合わせ)
●1979 トラブルス:Troubles (Black Saint)
「ストレートホーン・オブ・スティーヴ・レイシー」を聞くに当たって、セロニアス・モンクの曲集である「リフレクションズ」とモンクが演奏する曲を聞いた。
曲によっては、スティーブ・レイシーが演奏しているものの方が親しみやすいように感じた。
「ストレートホーン・オブ・スティーヴ・レイシー」を聞いた。
やはり退屈。
音に、気持ちを集中していると、それなりに聞こえるのに、それに集中
◇
一昨日、倉橋由美子の「媚薬」という小説を読んだ。
七ページばかりの短いものである。
夢とうつつが入り交じっての出来事が綴られている。
式子内親王が登場する。
好きでない定家だけど、彼との新展開を狙って、媚薬を使ってみようかしらと言うような内容。
僕も、そんな小説書いてみたいなと思った。
名曲「スターダスト」を以下のアルバムからで聞いてみよう。
インストゥルメンタルで。
●ライオネル・ハンプトン(vib):スターダスト
15分を超える大作。ホーン陣もムードを盛り上げている。
●エディ・ヒギンズ(p):マイ・ファニー・バレンタイン
スコット・ハミルトンのテナーがフツウなのがいい。ジャケットもいい。
●ホレス・パーラン(p):ビハインド・ザ・ブルース
ステファン・ウィリアム・オルソンのギターが入る、これが効果的。
●ケニー・ドリュー(p):ムーンリット。デザート
バックにオケが入る。思ったほど、グッドではない。
●ジャンゴ・ライハルト(g):イン・メモリアム
コールマン・ホーキンスのテナー・サックスが入る。時代を感じさせる。
●ジョー・パス(g):アンフォゲッタブル
ギターのソロである。何か物足りない。
●ウィントン・マルサリス(tp):ホット・ハウス・フラワーズ(スターダスト)
ストリング・オーケストラがバックについて、立派である。
●クリフォード・ブラウン(tp):ウィズ・ストリングス
安心して、曲のよさを愉しめる感じだ。
●バルネ・ウィラン(ts):フレンチ・コネクション
ちょっと元気がよすぎ、しっとりもできたろうに。
どれが好きか。なんとも言えないな。
ホレス・パーランと演ってたギターが印象に残った。。
レスター・ヤングのこと、僕はほとんど知らない。
少し知りたいと思って、油井正一著「ジャズの歴史物語」を開いたら、「中期の巨人たち」と言う項のはじめに、案外まとまって載っていた。
レスター・ヤングの生い立ち、音楽の特徴、ジャズ史における位置づけ、接点のあった同時代の人たちのことなどが記されていた。
昨日、立川のディスク・ユニオンに散歩がてら行って、買ってきたLP。
レスター・ヤングの「ブルー・レスター」(1944,1949 SAVOY)。
どうして買ったかというと、そのジャケットには、レスター・ヤングがサキソフォーンを高々と掲げたような構図の写真が使われていて、それがどこかで見たことのあるものだったからだ。
見覚えがあるというのは、それなりのアルバムではないかと。
B面の1曲目が「ブルー・レスター」。
4曲目までが、レスター・ヤング・クインテットによる演奏で、ホーンは、彼だけ。
ビック・バンドの演奏では、わかりにくいレスター・ヤングの音が聞きやすい。
彼の音を知るには、この4曲がいいと言えるか。
とてもソフトである。
コールマン・ホーキンスと比較されて、女性的だとか言われるが、女性的という表現は適切ではないように思う。
ソフトであるとか、優しさが感じられるからって、女性的というのは、いささか単純だ。
ここの4曲は以下。
1.ブルー・レスター
2.ゴースト・オブ・ア・チャンス
3.インディアナ
4.ジャンプ・レスター・ジャンプ
この4曲に続くB面の5~8は、レスター・ヤング&ヒズ・オーケストラによる演奏。
トランペットやトロンボーンが加わっているが、それぞれのソロもあって、レスター・ヤングもよく聞ける。
Aでは、トランペットやトロンボーン、レスター・ヤングの他のサキソフォーンなどのホーンの音が混じる。
しっかり、耳を傾ければ、レスター・ヤングの音を聞き分けることもできるが・・・・。
1940年代のおもむきを愉しめるアルバム。
コールマン・ホーキンスの「ハイ・アンド・マイティ・ホーク」。
1958年、ニューヨークでの録音。レーベルはLondon。
昨日、たまたまコールマン・ホーキンスを聞いたので、その流れでもう一枚。
この時代のジャズ、理屈はいらないようだ。
ともかく、安心して聞いていられる。
つい、耳を傾ける力量を感がある。
1面の2 の「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」など、これぞ、テナーサックスのバラードと言う感じ。
〈パーソネル〉
コールマン・ホーキンス(ts)
バック・クレイトン(tp)
ハンク・ジョーンズP)
レイ・ブラウン(b)
ミッキー・シーン(ds)
〈収録曲〉
1-1 ハード・オブ・プレイ・ブルース
1-2 マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
1-3 ヴィネット
2-1 オオ・ウィー・ミスG.P.
2-2 君は変わった
2-3 ゲット・セット
このアルバムは、スイングジャナル選定【ゴールド・ディスク】。
後藤雅洋氏のガイド本では、歴史的名盤の一枚にあげられていた。
先日、グラント・グリーンのギターで「ジェリコの戦い」を聞いた。
歌詞のあるものをと思って、マヘリア・ジャクソンで。
それから、コールマン・ホーキンスのテナー・サックスで。
この中では、コールマン・ホーキンスのが、一番、楽しく、迫力を感じさせる。
10分を超える、イケイケの演奏である。
男らしさ、堂々としていていい。
絵を描こうと思ったとき、特に、黒インク一色でのイラストのとき、アルブレヒト・デューラーの版画を見てからにした。
THE COMPLETE WOODCUTS OF ALBRECHT DÜRER / EDITED BY DR.WILLI KURTH
何度も何度も、開いた。
ウェイン・ショーターの「ネイティヴ・ダンサー:Native Dancer」(1975 COLUMBIA)。
ブラジルの歌手ミルトン・ナシメントとの共作と言えるフュージョン作品。
おだやかな曲調、そのままでいい。
〈収録曲〉
1.ポンタ・ジ・アレイア :Ponta de Areia (Milton Nascimento)
2.ビューティ&ザ・ビースト:美女と野獣:Beauty and the Beast(Wayne Shorter)
3.タルジ:Tarde (Fernando Brant, M. Nascimento)
4.ミラクル・オブ・ザ・フィッシュ:Miracle of the Fishes (F. Brant, M. Nascimento)
5.ジアナ:Diana(Wayne Shorter)
6.孤独の午後:From the Lonely Afternoons (F. Brant, M. Nascimento)
7.アナ・マリア:Ana Maria(Wayne Shorter)
8.リリア:Lilia (M. Nascimento)
9.ジョアンナのテーマ:Joanna's Theme (Herbie Hancock) - 4:20
〈演奏者〉
ウェイン・ショーター(ts,ss,p)
ミルトン・ナシメント(vo,g)
デヴィッド・アマロ(g)
ジェイ・グレイドン(g,b)
ハービー・ハンコック(p,key)
ワグネル・チゾ(key)
デイヴ・マクダニエル(b)
ホベルト・シルヴァ(ds,per)
アイアート・モレイラ(per)
ずっと昔から、宇野亜喜良の絵が好きだった。
特に筆の線、採りあげているテーマが好きだった。
まねをして画いてみたこともある。
未だに、黒インクとペン先は、ときおり手にする。
澁澤龍彦の「快楽主義の哲学」(1965年刊)のイラストが印象深い。
手元に、「マスカレード」と言う名前の画集。
昭和57年に、美術出版社から発行されたものだ。
聖書のことで、ちょっと知りたいことがあるとき、おおいに重宝している。
とてもコンパクトでありながら、必要なことがしっかりまとめられている。
それに、宇野亞喜良の挿絵がいい。
「物語と挿絵で楽しむ聖書」(ナツメ社、2016年発行)
古川順弘・著、宇野亞喜良・画
バルネ・ウィランの「ワイルド・ドッグス・オブ・ザ・ルウェンゾリ」(IDA)。
1988年の録音で、バルネ・ウィラン(1937-1996)の50歳頃のアルバム。
モダン・ジャズのガイド・ブックに、このCDが紹介されていて、見つけることがあったら聞こうと思っていた一枚。
僕は、バルネ・ウィランノどこが好きなのか。
おそらく、その醸し出すムードなのだろう。
それは、喧噪から遠い。
優しさがあって、超然としたところがある。
さみしさや哀しさはあるが、大袈裟になるすぎない。
少年のような大人っぽさ。
ワイルド・ドッグスと言っても、血走った狼の目はない。
どこか色気をただよわす。
以下の曲が収録されている。
1.ポート・オブ・スペイン・シャッフル
2.オー・ジョニー
3.バイ・ザ・レイク
4.ワイルド・ドッグス・オブ・ザ・ルウェンゾリ
5.リトル・ルー
6.アーバン・プライブ
7.ポインシアーナ
8.ポーリン・エクステンデッド
9.ママ・イネス
10.グリクシー・アンド・スカート
11.ラ・ダンス・ド・マリー
12.アイ・ニード・ア・マン
13.オー・ジョニー
〈演奏メンバー〉
バルネ・ウィラン(ss,as,ts)
アラン・ジアン-マリー (p)
リカルド・デル・フラ(b)
サンゴマ・イヴェット(ds)
ヘンリ・ゴードン(per)
◇
アルバムに接するとき、これが、その人のどう言う時期のものであるかが気になる。
同時期には、どう言う他のアルバムがあるかも気になる。
さて、以下はバルネ・ウィランのディスコグラフィー。
前に一度、掲載したものである。
ウイキペディアから、リーダー・アルバムの部分を使わせてもらった。
その他の部分などは、書き加え。
●印は、わたしのCD棚にあるもの。
【バルネ・ウィラン ディスコグラフィー】
●Barney Wilen quintet (Guilde du jazz, 1957) FRESH SOUND RECORDS
●Tilt (Vogue / Swing, 1957) BMG
●Jazz sur Seine (Philips, 1958)
●Barney (RCA, 1959)
○More From Barney (RCA, 1959)
○Newport ’59 (Fresh Sound, 1959, 1950)
●Un témoin dans la ville (Fontana, 1959)
○Jazz Soundtrack From Mental Cruelty (Decca, 1962)-Kenny Clarkとの共同リーダー作
○Zodiac Suite (Vogue, 1966)
○Jazz meets India (Saba / MPS, 1967)
○Auto Jazz: Tragic Destiny of Lorenzo Bandini (MPS, 1968)
○Soul house (MPS, 1968)
○Dear Prof. Leary (MPS, 1968)
●Moshi (Saravah, 1971)
○Free Jazz (Mouloudji, 1975)
○Le jazz a Joe / Estrella (AAAA company, 1982)
●Flashback (Paris Jazz Corner, 1986)
●La note bleue (IDA, 1986)
●French Ballads (IDA, 1987)
●Wild dogs of the Ruwenzori (IDA, 1988)
●French story (Alfa Jazz, 1989)
●Paris Moods (Alfa Jazz, 1990)
●Sanctuary ( IDA, 1991)
○Dream time (Deux, 1991)
●Modern nostalgie (Starbust Forever) (Alfa Jazz, 1991)
●Essential ballads (Alfa Jazz, 1992)
○Le grand cirque (Nato, 1992)
○Talisman (IDA, 1993)
●Inside nitty = Gritty (Venus, 1993)
●Le ca: New York Romance (Venus, 1994)
○The Osaka concert (Trema, 1994)
●Passione (Venus, 1995)
その他
●nature boy(jazz line)
●French Connection(Alfa Jazz)
●2 Live In France(jazz time,1985/1987)
グラント・グリーン(Grant Green)の「フィーリン・ザ・スピリット」(1962 Blue Note)。
グラント・グリーンのギターによる黒人霊歌集。
以下の曲が収録されている。
1.Just A Cloer Walk With Thee:ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー
2.Joshua Fit De Battle Ob Jericho:ジェリコの戦い
3.Nobody Knows The Trouble I've Seen:ノーバディ・ノウズ・ザ・トラブル・アイヴ・シーン
4.Go Down Moses:ゴー・ダウン・モーゼス
5.Sometimes I Feel Like A Motherless Child:時には母のない子のように
6.Deep River:ディープ・リヴァー
〈パーソネル〉
Grant Green:グラント・グリーン (g)
Herbie Hancock:ハービー・ハンコック (p)
Butch Warren:ブッチ・ウォーレン (b)
Billy Higgins:ビリー・ヒギンズ (ds)
Garvin Masseaux:ガーヴィン・マッソー (tambourine)
構えることなく、ナチュラルに接することができる。
そういうところが、長所であり、物足りなさを感じさせもするのかな。
「ジェリコの戦い」、なんだか演歌調で、コミカルに感じる。
カサンドラ・ウィルソンの「カミング・フォース・バイ・ディ」(2015 SONY MUSIC)
わたしの接するジャズの中で、最も新しい部類だ。
重く沈んだ声はもちろん、伴奏の質も録音も素晴らしい。
僕たちの人生は楽しいことばかりで終わるわけではない。
不幸、悲しいこと、さみしいこと、辛いこと、屈辱・・・・。
これらも承知の上の日々となる。
僕は、カサンドラ・ウィルソンをよく知っているわけではない。
知っていることは僅かだ。
何枚かのアルバムで声を聞いただけだ。
人の苦しみを知っている人と思っている。
聞いていると、暗闇からの祈りのように感じる。
1.説明不要:ゴチャゴチャ言うな
2.ビリーのブルース
3,クレイジー・ヒー・コールス・ミー
4.ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
5.オール・オブ・ミー
6.ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト;あなたが今夜見る道
7.グッド・モーニング・ハートタッチ
8.ワット・ア・リトル・ムーンライト・キャン・ドゥ
9.ジーズ・フーリッシュ・シングス:これら愚かなこと事
10.ストレンジ・フルーツ:奇妙な果実
11.アイル・ビー・シーイング・ユー
12.ラスト・ソング
「ザ・ジーニアス・オブ・バド・パウエル」(1950-1951 Verve)
その名が示すように、バド・パウエルの天才を感じさせるアルバムである。
天才と言うと聞こえはいいが、狂人と紙一重、バド・パウエルについては、特にそんな思いを持つ。
そのスピード、正確さ、人はあんな風にピアノを弾けるものだろうか、神か、悪魔か、天才か、狂人かと驚嘆してしまう。
このアルバムは、12のトラックで、構成されている。
1~4は、ピアノ・トリオでの演奏で、2曲が収録されている。1950年の録音である。
「ティー・フォー・トゥ」が3テイク、それから「ハレルヤ」である。
ベースとドラムがいるのだが、ピアノが凄くて、いっそいなくていい。
演奏しているのは、バド・パウエル(p)、レイ・ブラウン(b)、バディ・リッチ(ds)の3人。
4~12は、1951年の録音で、バド・パウエルのピアノ・ソロ。
5.パリの目抜き通り
6.オブリヴィオン
7.ダスク・イン・サンディ
8.ハルシネイションズ
9.ザ・フルーツ
10.ア・ナイチンゲール・サング・イン・バークレイ・スクウェア
11.ジャストワン・オブ・ゾーズシングス
12.ザ・ラストタイム・アイ・ソウ・パリ
ケニー・ドリューのアルバムについては、1980年の「アフタヌーン・イン・ヨーロッパ」以降のものであれば、CD盤、LP盤の両方を身近に置いておいてもいいと思う。
主だったアルバムは、CD盤で持っているが、LP盤を見つけたときは、なるべく入手するようにしている。
ゆったり、くつろいでと言うときに、LP盤で聞く。
そう言うことで、「ファンタジア」(1983 BAYSTATE / RCA)もその一枚。
ジャケットのファンタスティックなイラストは、Mizue Kawamura(川村みづえ)という方による。