熊の出没を報じるニュースがあいついでいる。全国農業新聞(10月27日付)によると、「今年の傾向としては、東北と関東甲信地方での出没が目立っている。里に降りてきたクマを危険防止のために捕まえる『有害捕獲』の数は、岩手県や長野県など9県で過去最高を記録している」ということである。
そして、大量出没の原因のひとつとして、ブナの実の凶作があげられている。確かに、今年は、ドングリをほとんど見かけない。東京の多摩に住む私が、日頃よく目にするブナ科の木は、コナラ、カシワ、クヌギ、アラカシ、シラカシ、スダジイ等であるが、いずれもほとんど実をつけていないようだ。
1ヶ月くらい前、多摩動物公園を歩いていて、落ちているクヌギの実を少し見かけた。これからもっと多くなるのだろうと思っていたが、それっきりである。
昨秋には、クヌギの実を拾い、それを植えたりもしたが、今年はそれどころではない。大凶作という様相である。ブナの実は、豊作の翌年は不作になるということだが、かなり極端である。
住まいの窓の外に見えるブナ科のクリも、実をつけなかった。そのクリの木は、陽当たりのせいもあるのか、いつもの年も実はあまりつけないのだけれど。
クマだけでなく、困っている動物も多いことだろう。そして、人間もクマの出没に困っているという次第だ。
そして、大量出没の原因のひとつとして、ブナの実の凶作があげられている。確かに、今年は、ドングリをほとんど見かけない。東京の多摩に住む私が、日頃よく目にするブナ科の木は、コナラ、カシワ、クヌギ、アラカシ、シラカシ、スダジイ等であるが、いずれもほとんど実をつけていないようだ。
1ヶ月くらい前、多摩動物公園を歩いていて、落ちているクヌギの実を少し見かけた。これからもっと多くなるのだろうと思っていたが、それっきりである。
昨秋には、クヌギの実を拾い、それを植えたりもしたが、今年はそれどころではない。大凶作という様相である。ブナの実は、豊作の翌年は不作になるということだが、かなり極端である。
住まいの窓の外に見えるブナ科のクリも、実をつけなかった。そのクリの木は、陽当たりのせいもあるのか、いつもの年も実はあまりつけないのだけれど。
クマだけでなく、困っている動物も多いことだろう。そして、人間もクマの出没に困っているという次第だ。