いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

イイチームじゃないか

2021-09-29 01:33:15 | トラ、トラ、トラ。
5年ほど前「いいチームだなあ」と感じた、
カープやファイターズみたいに、
我がタイガースがなりつつあるのを感じられるシーズンだ。

近本、糸原、大山といったスタメンに名を連ねる選手から、
守備固めや代走などで渋い働きを見せる木浪、植田、小幡、熊谷、島田、
主力はみんなここ数年で入った選手ばかり。
金本の慧眼というべきだろう。

若い力を中堅の梅野がまとめて引っ張って、
そこに個性豊かな外国人選手やベテランの糸井が加わって、
実に多彩な打線が組める。
かつてのスタメン原口や北條、
新人王とった高山でさえも出番が保障されない、
熾烈なチーム内競争がいい緊張感をみなぎらせているところに、
今年のドラフトがまた大豊作。
佐藤輝は言うに及ばず、
中野もしぶとい打撃と攻める守備で、
初年度から不可欠の戦力になっている。

投手陣も西や秋山に加えて青柳、高橋、ガンケル、ルーキー伊藤と、
それぞれにタイプの違う先発を揃えて、
馬場、齋藤、小川、及川と発展途上ながら将来楽しみな中継ぎ陣、
終盤は岩崎にスアレスと盤石の布陣。
ここにまだ岩貞もアルカンタラも、さらには復活待ち遠しい藤浪も。
立派な投手王国といっていい。チェンどこ行ったって感じだ。

そして何と言ってもチームが若い。ほとんど20代。
こうしてみると、能見、鳥谷、福留が居場所を失ったのも仕方ない。
球児も満身創痍の引退だったが、
続々台頭する若手に安心してユニホームを脱いだことだろう。
今年また、俊介、桑原、岩田らが引退するのも、
ファンとしては寂しい限りだが、
チームの進化を思えばやむを得ない感じがする。

とまあ、虎党にしかわからないような話をして来たが、
とにかく数年かかって自前で良いチームをつくったなあ!
という感慨があって、今年優勝してほしいのももちろんだが、
今年だけの勢いにとどまらず、
今後数年はペナントレース終盤まで、
今年みたいにヒリヒリするような優勝争いを演じられる、
そんなチームであってほしいと、期待を込めて見守っている。

毎年この時期にはいぶろぐにも、
正念場でだらしなく黒星を重ねる虎への愚痴が並ぶのだが、
今年は本当に楽しく観られている。
眼前の強敵ジャイアンツに引導を渡し、
次なるライバルは16得点で8連勝のスワローズ。
さあこれをも倒して16年ぶりの優勝なるか。
めちゃくちゃ楽しみだ。
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