【七ツ新屋のシュロと八幡神社】

【七ツ新屋のシュロと八幡神社】

岡鉄道車窓から大楠の森が見え、途中下車して歩くと大きなシュロもある。


Data:RICOH Caplio R1

大楠の森はいわゆる「はちまんさん」で八幡神社と春日神社が合祀されている。


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元々ここにあったのは八幡神社の方らしく、春日神社は明治 31 年に「春日の池近く」からこの地に移されて合祀されたという。『春日の池』がどこにあったのかは知らない。


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境内に立つ八幡神社の解説板には次のように書かれている。

「祭神は譽田別命(ほむたわけのみこと)、後の応神天皇。仲哀天皇第四皇子、母は神功皇后。在位中漢字を広め、縫工・織工・鍛工・船工など百済新羅からの帰化人を優遇し、さらに中国人からは養蚕紡績の技術を学ばせた…(中略)…当七ツ新屋に於ては村落創成の頃、即ち安土・桃山あるいは江戸時代より産土の神として祭られる」


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八幡神(やはたのかみ)は武運の神である誉田別命(ほんだわけのみこと)であり、応神天皇(おうじんてんのう)と同一とされ、地の神も仏も習合して八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)とも呼ばれる、とざっくり納得して帰京の途につく。


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巨大な守護神にゴールを阻まれたサッカーボールが笑える。

( 2009 年 3 月に閉鎖した電脳六義園通信所 2005 年 6 月 28 日、17 年前の日記に加筆のうえ再掲載。)

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