夜中の移動


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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毎週土曜日は午前中会社で仕事をして、午後に自動車で家に帰る。
土曜日の午後と言うと、道は案外空いているのだが、駐車場は一番混んでいる時間帯である。
前にも書いたが、僕が借りているのはスーパーの駐車場で、お客さんと共有しており、空いている場所に自由に停める形式のものだ。
そのため毎回いい場所の取り合いになる。
2021年9月28日の日記

土曜日の昼間に、お気に入りの場所が空いている事はまずない。
(お気に入りの場所とは、下層階で出入り口に近くて、停めやすくて雨に濡れないところだ)
仮に前日の金曜日の夜にいい場所に停められても、土曜日も仕事があるので翌朝早く出てしまう。
帰って来た時には、もうすべて埋まっていて停められない・・という状況だ。
まあ、たまたまタイミングよくスーパーのお客さんが出てくれて、いい場所が空くことはあるが、そんな幸運は滅多に無い。

ここしばらくの土曜日は特に混んでいる。
1階はもちろん満杯なので、2階に(月極めの人が停めるのを許されているのは2階以上)上がっても場所は全部埋まっている。
仕方なくそのまま3階に上って行く。
3階が全部埋まっていることは今まで無かったが、その日は3階も駄目だった。
4階も一杯で、ついに屋上に出てしまった。

さすがに屋上は空いていたが、それでも3分の2近く埋まっている。
危なく停められないところだった。
全部埋まっていたら、その時は停められませんのであしからず・・と最初に管理会社の人から言われている。

どうせならと、屋上の一番奥まで行って車を停めた。
そこなら隣に車が来ないのでドアを開けやすい。
車から出ると、屋上なので青空が見え見晴らしがいい。
もちろん屋根は無くて野ざらしである。

目の前には柵で囲まれていて車が1台しか停められない、何やら特別なスペースがある。
そこにはポルシェの高そうなモデルが停まっていた。
恐らく一般の人はまず来ないであろうその場所を、自分の専用の場所としているのだろう。
フェラーリやポルシェなど、お金持ちのオーナーのものと思われる車が停まっている場所が、駐車場内にいくつかある。

車を降りて、階段で1階まで降りた。
降りる分にはいいが、逆に車のところまで行く時は大変だ。
エレベーターが無いので、階段で上がらなければならず、マスクをしていることもあり、息が上がってしまうだろう。
月曜日の朝が思いやられる。

その日の夜遅くなって、やはり車をもっといい場所に移動したくなり、着替えて外に出た。
月曜日の朝に動かしても同じ事なのだが、朝からふうふう言って階段を上るのも嫌だ。
夜の12時近くて外は寒かったが、駐車場の階段を屋上まで上ったので逆に汗をかいた(笑)
痩せたせいか身が軽くて、思ったほど大変ではない。

案の定、夜の駐車場内は人気が無くガランとしていて、暗くてお化けが出そうだった。
星空の下エンジンをかけて、屋上から2階まで降りていくと、お気に入りの場所のうちのひとつが空いていた。
その場所にバックで車を入れて、とりあえずは満足できた(笑)
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ファンヒーター


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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自宅は古いマンションであるが、室内は比較的暖かい。
冬でも暖房をつけなくても何とかなるほどである。
しかし西日の射しこむ暖かい居間に比べて、日当たりの悪い東側の部屋は室温が低い傾向があった。
(隣接するビルのせいで、東側は日が差し込む時間が短いのだ)

そこには僕の部屋と寝室がある。
会社から帰宅すると、自分の部屋で過ごす時間が多い。
しかし今年はいつもより寒いようで、夜になると深々と冷え込んでくる。

以前はそこまで寒いとは感じず、何か羽織る程度で何とか凌げていた。
そのためその部屋は、40年以上も暖房器具無しで通してきた。
しかし僕の年齢が上がったことと、恐らく痩せたことも原因で、この冬はやけに寒さが応える。

年末年始の休みも自宅で過ごしていたが、自分の部屋が寒くて参ってしまった。
もう限界と思い、元日の夜であったが、家の前にあるスーパーの家電売り場に行ってみた。
幸いにもスーパーは元日から営業していた。

部屋全体をガンガン温めるのではなく、ほんのり暖かくしてくれる程度の暖房機器があればいい。
お店には、持ち運びできる大きさの、1万数千円程度のファンヒーターが何種類か並んでいた。
ちょうど正月のセール中で安くなっている。

その中から、周りにモノがあっても安全に使えて、出来れば加湿機能もあるもの・・という条件で探した。
もちろんすぐにでも使用を開始したいので、お店に在庫がないと意味がない。
結局空気清浄機能も付いた、大手家電メーカーの2万円弱のセラミックファンヒーターになった。

重量は5キロ程度で、手で運べるようにお店で箱に取っ手を付けてくれた。
家に持ち帰ってすぐに箱から出して、タンクに水を入れてスイッチを入れた。
散らかった部屋の中には入れず、出入り口のドアを開けて廊下に置いて、室内に温風を吹き入れるようにした。

これだけで見事に解決した。
部屋全体を暖めるほどの能力は無いのだが、底冷えするような寒さがふっと消えた。
縮み上がることが無くなったので、肉体的にも精神的にもリラックスできるようになった。
これはもっと早く買えばよかった。

寝る時はヒーターの位置を動かし、寝室の前に持ってくる。
やはり本体を廊下に置き、室内に温風が吹き込むようにする。
寝ているうちに、布団などが上に被さることがないようにだ。

これだけで寝室の寒々しさもほとんど無くなった。
寝ている時に布団をはいでも、問題ない程度の室温である。
しかも加湿してくれるので、喉もやられない。
大変具合がいい。

唯一の不満は加湿機の水タンクの容量で、決して小さいわけではないのだが、満タンにしても3時間程度しかもたない。
ウチのマンションは室内が極端に乾燥しているので、どんどん水を消費してしまうようだ。
夜寝る時に補給しても、起きる前には空になっている。
もう少し大きければと思うが、今度はタンクが重くなり、補給するのが面倒になるのかな・・・

まあ、元日の夜に思い立ったのに、すぐに買えるくらい便利な世の中なのだ。
しかも問題がほぼ完全に解決してしまった。
これ以上贅沢を言ったら、ばちが当たるだろう(笑)
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違い


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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Z9の画質だが、Z7と比べて特に黒の部分に違いを感じる。
ノイズ感が少なくてしっとりとしており、全体に濁りが無くて空気が澄んだように見える。
撮像素子自体の性能の差なのか、画像処理エンジンの世代の違いなのかは分からないが・・・
使えば使うほど、その違いを強く感じるようになってきた。
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消える革


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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一昨年、ある大手スニーカーメーカーが、本革製のスニーカーの製造をやめるという発表をした。
以降の製品は、合成皮革製に移行していった。
本革で作られた製品も、流通在庫が少し残っていたが、現在はほとんど無くなってしまった。
新しい製品は動物を使わないヴィーガンレザーであり、リサイクル素材を取り入れたサスティナブルな設計になっている。

合皮製の製品を見たが、パッと見は見分けがつかないほど、外観は本革に近い。
合皮の問題点は、通気性が悪く蒸れやすいことで、履き心地では本皮に敵わない。
皴の入り方も何だか不自然で安っぽいイメージがある。
その上素材として長くもたないそうで、スニーカーのヴィンテージ品というものは、今後はなくなる可能性もあるという。

長くもたないとしたら、かえって環境に良くないのでは・・とも思うのだが(笑)
しかし合皮の製造技術も進歩していくであろうから、いつか欠点を克服した素材が登場するかもしれない。
それ以前に、無理に革の外観に似せて作る必要もなくなるだろうが・・・

毛皮に関しては、使用するのは「悪」という風潮になって久しい。
しかし一般的な牛革についても、いよいよ使用が許されない時代を迎えつつあるようだ。
死んだ生き物の皮を剥いで、それを身に着ける・・という行為自体が、残忍であると否定されているのだ。

牛の場合は白人のメインの食材でもあり、禁止しようにも経済的な影響も大きい事から、多少矛盾があっても押し通すのかと思っていた。
牛革という素材は、あくまで食用の牛から取れる副産物である。
今までは大量に牛肉を消費していたから、牛革も一定量の供給が維持されてきた。
牛肉を食べる生活を続けていけば、牛革もどんどん出るのである。

と思っていたら、代替肉の話を急に聞くようになってきた。
何でも最新のものは、本物と見分けがつかないどころか、下手な本物を上回るほど美味であるという。
新しい産業として注目されており、開発もどんどん進んでいるようだ。

一方で欧米の若い世代では、ベジタリアンが急増しているという。
肉自体を食べなくなってきたのだ。
たしかに筋肉モリモリのマッチョなタイプはもう時代遅れであり、スマートで淡白なタイプが主流になりつつある。
牛を取り巻く環境が、驚くほどの勢いで変化しているのを感じる。

牛肉の代替品が開発されれば、本物の牛は晴れてお役御免となる。
そもそも牛は、温室効果ガスの強烈な発生源でもある。
食用のために必要以上に増やしたことが、温暖化の大きな原因になっているのだ。
牛を消費する生活から脱する必要があるのは確かなのだろう。

SDGsでは主に2030年までに達成すべき目標が羅列されている。
あとほんの8年ほどしかないが、それまでにやっておかないと、人類の未来が危うくなることが沢山あるのだ。
期限が切られているので、当然世の中は否応なく急激に変わっていくことになる。
急に牛革を使わない話が出たのも、その一環であろう。

今後本革は貴重品となり、希少性が増していく可能性は高い。
となると、やっぱり今買うなら本革製のスニーカーだな。
・・・と思わず考えてしまったが、それではいけないのだよな。
僕もそろそろ革フェチを卒業して、合皮フェチに転向しようかと考えている(笑)
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雰囲気


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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夜の東京駅周辺って、まるでヨーロッパのような雰囲気がある。
それもどちらかというと東欧っぽい。
コロナの感染拡大で歩いている人が少ないから、余計にそれらしく見える(笑)

背景に高層ビル群が控えている不思議さが、日本らしいところだろう。
今はコロナで欧州に旅行に行けないが、東京駅の周辺を歩けばその雰囲気は味わえる。
むしろこっちの方が立派で綺麗だ(笑)

因みにこの場所は、映画「シン・ゴジラ」のラストシーンの舞台になったところだ。
このビル群は、ゴジラとの戦いで盛大に破壊されてしまった。
ゴジラが来る前に見に行かないと・・・(笑)



Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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ふと床屋


FUJIFILM X100V

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都内の神社にお札をいただきに行った。
今日は大きいカメラは持たずに、FUJIのみで行った。
このカメラも久しぶりである。

自動車で行ったのだが、比較的空いていてスイスイと移動できた。
やはり新型コロナの感染再拡大を受けて、皆が外出を控えているのだろうか。
もちろん神社は長蛇の列で、これもまたコロナが絡んでのことであろう。
皆が余計な会話をすることなく、マスクを着けて静かに並んでいるのが印象的であった。

そこから食事をしようと、東京を横断して日本橋のデパートまで出た。
これもナビの指示通りスイスイと進んだ。
30分ほどで到着してしまった。
デパートの内部も休日としては空いているように見えた。

食事から帰宅して、ふと床屋に行こうかと思った。
まだ計算では一週間早いのだが、この分では今後外出が難しくなるかもしれない。
その前に行ってしまった方がいい。
だんだん緊急事態にも慣れて、賢くなっている(笑)

以前通っていた理髪店が無くなり、今回から新しいお店だ。
ところが電話すると、お店の入っているビル自体が、午後6時半で閉まってしまうのだという。
その前に床屋の作業も終わらせる必要があるというので、大慌てで家を飛び出した。

初回から慌ただしかった(笑)
電車で行ったが、意外にも以前のお店より短い時間で到着した。
馴染みの店員さんにお願いして、次の回を少しでも先にできるよう、いつもより短めに刈ってもらった。
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未公開


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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以前書いた記事で、まだ公開していないものを調べてみた。
ブログの記事の一覧の中で、まだ「下書き」の状態のまま公開していないものだ。
この1、2か月ほどで、かなりの数の未発表記事があることが分かった。

書いたけれど、そのままになっている記事である。
あるいは、書きかけの状態で止まっているもの。
中には、その記事を既に公開したと勘違いして、その続きを書いた記事まであった。

世の中が進むのは、新型コロナの影響もあり、以前に比べて異常なほど早い。
状況の変化もスピーディだが、それに伴って考え方もどんどん変わっていく。
しかもその途中で年を越してしまった。
せっかく書いた記事が、ほんの数日で古新聞になってしまう。

読んでみると、最初に書いた内容のままでは発表できないものも多い。
公開するには、一部書き直す必要がある。
それでも古すぎて使えない場合は、勿体無いがボツにするしかない。

同じように、写真も未発表のものが大量にある。
Z9を入手して、ちょうど年末年始の休みと重なったので、毎日のように撮影に行った。
現時点でかなりの枚数の画像がストックされている。

残念なのはZ7で撮影した画像だ。
Z9の登場で、すべて「古いもの」になってしまったのだ。
まあそうなることは分かっていたので、Z9発売の直前には、あまり撮らないようにしていたのだが・・・(笑)

それでも結構な数の画像が、未発表のままブログの画像フォルダに入っている。
ほとぼりが冷めた頃に、ちょっとずつ出すしかないか(笑)
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凄味


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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仕事を終えてからZ9を持って街に出た。
中途半端な時間だったので、どうせならと夜になるのを待つことにした。
スターバックスでコーヒーを飲みながら時間を潰した。

その間、スマホでZ9のマニュアルをダウンロードして、操作が分からないところを調べた。
例によってまだマニュアルをまったく読んでいない。
ちゃんと勉強しないと駄目だね(笑)

このカメラはやはりプロ用だと思う。
ファインダーに映ったものを確実に記録することを何よりも重視している。
レンズを向けてシャッターを押せばその通り写る。
その安定ぶりが、Z7などの民生用と違うものを感じさせる。
その点は今までのD一桁と同じである。

ただZ9の場合は、手にした時から、何か異様に滑らかなものを感じさせた。
何度も何度も試行錯誤を繰り返し、表面がツルツルになるまで磨き込んだような・・・
バリのような引っかかりがほとんど感じられず、最初から長年使ってきた機械のように手に馴染む。
大勢の人が総力で練り上げて完成させた・・という凄味を感じさせるのだ。

それをどう感じ取るか・・が、使う側に問われることなのだろう。
楽しくて休みのたびに持って出てしまう。
重量は確かに重いが、撮っている時はそんな事忘れている。
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凍結路


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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昨日は都心にも雪が積もり、車で帰るのを諦めて、電車で帰宅した。
そのためすんなりと家に帰ることが出来た。
首都高は立ち往生して大変だったみたいで、早い段階で切り替えたのは正解であった。

その日、たまたまオールデンのタンカーブーツを履いていった。
クロムエクセルのアッパーとクレープソール(オールデンではプランテーションソールと呼んでいる)を組み合わせたものだ。(2016年12月7日の日記
雪を意識したというより、なるべくブーツを履く生活を復活させようと思ってのこと。

クレープソールは、雨の日だと特定の条件下(床の材質など)で滑りやすいことがある。
過去に何度かそういうことがあった。
ソールの表面に細かい凸凹はあるが、見た目はほぼフラットなので、ツルッといきそうなイメージがある。
窓の外に降り積もる雪を見て、大丈夫だろうかと心配していた。

クレープソールは天然ゴム製の靴底で、どちらかというとグリップより履き心地を重視して作られたように見える。
履いてみるとソフトでしなやかだが、メリハリの無いペタペタという独特の感触が伴い、好き嫌いは分かれるかもしれない。
ずしりと靴が重くなるのも欠点だろう。

その靴で雪の中を歩いてみた。
路面の状態に注意を払い、足を地面に擦り付けてみて、滑り具合を確認してから踏み出す。
意外にしっかりした感触である。
雪の上ではもちろん、凍結した場所でも思ったほどには滑らず、ちゃんと地面をグリップしてくれる。
これなら問題なく歩ける。

ネット上での評価を見ると、クレープソールは雨や雪に弱い・・というものが多い。
しかし本場の北海道の方が数人、雪や凍結路にはクレープソールがいい・・という意見を書かれていた。
条件によるのだろうが、このグリップ具合を見ると、下手なラバーソールより安定しているように感じる。
雨では滑ることのあるクレープソールだが、雪には案外強いのかもしれない。

今朝は良く晴れたが、案の定、路面はガチガチに凍っていた。
本当は靴を連続して履くのはよくないのだが、クレープソールが思いの外雪に有効だったので、今日もタンカーブーツを履いて出た。
凍結が酷い場所もあったが、ほとんど滑ることなくヒタヒタと歩くことが出来た。

会社のある駅まで電車で行き、雪の積もった駐車場内にポツンと置かれた自分の車のところに行く。
ちょうど太陽が昇り始めたところで、一番気温が低くなる時間帯である。
ドアが凍り付いており、グイと引っ張らないと開かなかった。
フロントウインドウに白く氷が張っていて、デフロスターで溶かすのに時間がかかった。

スタッドレスタイヤに交換した甲斐がある(笑)
雪の上に轍を残しながら駐車場を出ると、早くも目の前の路面が凍ってガチガチになっていた。
試しにその上でブレーキを強めに踏んでみると、ザッという音がしてあっさり停止した。
長い制動距離が必要かと予想していたので、タイヤの氷上性能も悪くないことが分かり少し安心した。
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積雪


D850 + AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED

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予報通り、雪が降ってきた。
最初は塀や板などの上、次に車の屋根、そして最後には道路のアスファルトの上が白くなっていった。
表通りから1本入った細い道は、既にけっこう積もっている。

スタッドレスタイヤは履いている。
車は滑ることを予測して、自動的に四輪駆動になる。
過信は禁物ではあるが、機能の面では一応万全である。

しかし、自分の車以外の車もそうとは限らない。
ノーマルタイヤの車が動けなくなって道をふさぎ、大渋滞になる可能性はある。
走ったとしてもノロノロだろうから、家に帰り着くまでどのくらいの時間がかかるか分からない。

積雪はすでに10センチ近い。
高速道路の状況を見ると、すでにあちこちが閉鎖されており、下の道も渋滞が発生しているようだ。
やはり電車で帰った方がいいだろう・・ということになった。

駅まで車で行った。
駐車場には雪が積もっており、タイヤの跡が付いた。
電車で帰るのは、昨年の暮れに引き続いて2度目だ。

問題は明日の朝だ。
予報では氷点下。
駅からまた車に乗り換えることになるが、凍結すればスタッドレスだって滑る。
そうとう気を遣って運転しなければならないだろう。
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仕事始め


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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今日から仕事を開始。
(と言いつつ昨日も出社したが)
景気はいまだ回復せず。
コロナの感染も広がり始め、また回復の機会を失いつつある。

そんな中「高級品」だけが売れている。
普及価格帯のものは、売れ行きが渋い。
見事なくらい、その傾向がはっきり出ている。

休みの間に注文がいくつか入っていた。
内容を見ると、明確に高額な商品に偏っている。
そういう品物を扱う高級店はもちろんそうだが、一般のお店でも、売れるのは比較的高額なものが中心になっている。

利益率を考えると、高級品が売れるのは喜ばしいことだ。
安いものは、競争がとことんまで行ってしまい、売れてもメーカーには利益がほとんど出ない。
しかし高級品の売上だけでは、会社が食べていくのは難しい。

そのため利益があまり出なくても、安価なものの生産を隙間に入れようと考えていた。
しかし、そちらがピタリと止まってしまった。
ネットでもお店でも、安いものの売れ行きが良くない。

恐らくお金持ちの人は、景気が悪くてもそれ程影響を受けないのだろう。
コロナ禍で消費に制限がかかり、しばらくお金を使えなかったので、そろそろ使いたくなっているのかもしれない。
しかしお金の無い庶民は、ギリギリまで追い込まれており、もはや無駄なお金は使えない・・という状況か。
そういう状態がいつまで続くのかは分からないが・・・

売れていると言っても、長年安いものしか作っていなかったところが、急に高級な製品を作れるものではない。
技術力ばかりではなく、センスやブランド力の構築も必要であり、世間の評価を得られるまでには何年もかかるのだ。
価格競争ばかり繰り返してきたところは、かなり厳しいことになっているのではないか。
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正月散歩3


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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午前中は会社で仕事をした。
今日は無理かと思っていたが、午後になって時間があったので、またZ9を持って散歩に出てみた。
銀座まで行って、そこから東京駅や日本橋周辺を歩いた。
すぐに日が暮れてきたので、夕刻の写真ばかりにはなったが・・・

結局連休の3日間、毎日1万歩以上歩いた。
予想外に健康的な三が日となった(笑)
流石に少し疲れてはいるが、まだ余裕はある感じ。

これもZ9のお陰か。
ダイエットして体を軽くしたこともあるだろう。
もう少し筋力をつけて頑張ってみるか・・・
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正月散歩2


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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昨日に引き続き都内を散歩した。
今日は表参道から渋谷あたりを歩いてみた。
天気は良かったのだが、知り合いのお店に寄ったり、カフェで休んだりしたために、撮影の方は今ひとつ不調に終わった。
まあ仕方あるまい。

改めて見ると、大通りにも裏通りにも、閉店した店舗が点在する。
コロナ禍で客足が途絶え、撤退を決めたのだろう。
多くは内装が剝がされたままで、次の借り手が見つからずにいる。
何度か入ったことのあるお店もあり、寂しい気持ちになった。

ついでに明治神宮に寄ろうかと思ったが、そちらの方面を見ると、大勢の人が歩いているのが見えた。
これは相当混み合っていそうだ。
その時点で行くのはやめた。
感染者数が日々増加しているが、あの混雑ぶりでは当然かもしれない。
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正月散歩


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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カメラも新しくなったし、お正月の連休だし・・・
となると、散歩に行かないわけにいかない(笑)
数日しかない休日を有効に使わなくては。

朝は雲が多かったが、途中から日が射してきた。
とても寒いという予報だったので、数年ぶりにダウンジャケットを引っ張り出してきた。
しかし歩いていることもあり、太陽が出ると、そこまで寒さを感じなかった。

今日は上野周辺を歩いた。
歴史的な建造物の多く残っている地域で、散歩のコースとしてとても楽しめる。
今日も穴場ともいえる、古い静かな神社をみつけた。
まるで呼ばれたかのように引き寄せられた。

有名な観光スポットはそれなりに混んでいる。
参拝者で長蛇の列ができているところもあった。
なるべくそういうところには近づきたくない。
人の少ない神社仏閣を選んでは、参拝して写真を撮らせていただいた。
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寝正月


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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お正月のお節料理であるが、昨年に引き続きデパートで購入した。
専用のカタログがあり、大量の種類のお節料理が載っている。
一冊の本が出来てしまうほどの膨大な量で、写真だけこんなに見せられても、どれを選んでいいのか分からない。
コロナによる外食産業の被害が大きい上、帰省できない分のお金がこちらに回るので、ここぞとばかりお節料理の販売に力を入れているのだ。

見るだけで大変なくらいの量で、これでは決めようがないので、今年は洋風にしてほしい・・と希望だけ伝えた。
それをもとにMrs.COLKIDがいろいろ調べて決めた。
何を調べたのかというと、要はそれを作ったお店のネット上での評価を調べたのだ。
候補を絞ってから、お店の評価点数を判断基準に加えて決定したわけである。
上手いやり方ではあるが、けっこう手間はかかる。

その結果、数個のみの限定販売の赤坂のモダンフレンチのお店が出すお節料理に決まった。
まだ9月であったが、デパートに聞いたところ、あと数個なら残っています・・という話であった。
驚くなかれ、9月の時点でそんな状況なのである。

元日に母親を呼び、家族3人でそのお節料理をいただいた。
実はかなり美味しかった。
予想を超えた味だったので驚いた。
大晦日に受け取りに行ったので、冷凍ではないのも効いていると思う。

アプリコットの乗った鴨フォアグラとか、カリフラワームースに自分でキャビアを乗せたりとか・・・
牛、豚、鶏、エビ、蟹・・と一通りの食材が使われている。
日本のお節料理であることを意識しながらも、フレンチの味を上手く融合させている。
味はお店でいただくのと変わらない洗練ぶりで、満足度は相当高かった。
というか、好きなだけ食べられる分、お店よりいいかも(笑)

Mrs.COLKIDがおとそに使う日本酒を買うのを忘れてしまったという。
それでは格好がつかないだろうと、何かアルコールは無いかと探し、蓋が開いていたオーストラリアのワインを飲むことにした。
ところがこれがフレンチのお節にピッタリ(笑)
ついお代わりして飲んでしまった。

その結果、正月から酔っ払ってしまった。
疲れがたまっていたこともあり、睡魔に襲われ、横になりグッスリ寝てしまった。
日中はずっと部屋で寝ていた。
途中で半分目が覚めても、ボーッとしたままで、テレビで放映している映画などを見ていた。
文字通りの寝正月である。

僕の部屋が寒かったので、夜になってから厚着に着替えて、自宅前のスーパーの家電店に行き、暖房装置を買ってきた。
お店は元日からしっかり営業している。
便利な世の中である。
その暖房器具を動かして、少し暖かくなった部屋で書いている。
外に出たのは、今日はその1回きりである(笑)
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